内容説明
ペグは数年前に母親を亡くし、家政婦としてグレーンジの牧場で働いている。19歳にしてデートの経験もろくにないペグは、雇い主のグレーンジに密かに思いを寄せていた。ある日、ペグは命を落とす危険のある場所へ彼が赴くと知り、激しい焦燥に駆られた。せめてこの恋心は伝えたい!ペグは精いっぱい大人びた女を演じ、グレーンジの気を惹こうとするが、まったく相手にされず……。■あるときは謎に満ちた男として登場し、またあるときは誘拐されたヒロインの救出に尽力したグレーンジが、満を持して主人公に!〈テキサスの恋〉や〈孤独な兵士〉の懐かしい面々にも会えます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
rokoroko
5
ダイアナ・パーマーは分厚いスピンオフ用の索引が必要だわ。この作品初めて読んだ人は「なんのこっちゃ?」って思うでしょうね。(テキサスの恋)シリーズや【孤独の兵士】シリーズ既読が前提。この話はヒロインがちょっと愚か過ぎてて嫌だった。惰性で読んでるダイアナ・パーマー。初めて読む人の感想が聞きたいような。怖いような。2013/05/13
きき
2
ヒーローは他の作品でイイ味だしてたから好きなんだけどヒロインがダメだった。2016/01/02
akiyuki_1717
0
ダイアナさん、本当にこの柵から卒業したほうがいいと思う。以前のようなディザイアーやロマンスで書いてた時の作品の方が、本は薄くても中身は濃かったように思う。出てくる人物全てに入れ込みがあるのは分かるけれど、ハーレクインの基本として、読み切りで、この本だけを読んでもストーリーが完結してないと、初めて読む人にはややこしいだけで、面白くはないでしょう。だんだんこんな風な作品が多くなってきて、残念です。再読する気にならないです。2014/08/21