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内容説明
安部政権が発足し、デフレ克服のために打ち出された経済対策、その名も「アベノミクス」。その効果もあってか円安と株高が進み、日本経済は不況を脱却しつつあるようにもみえる……。だが、そこには大きな落とし穴が待ち受けていた。あなたは、自分を守る準備ができているだろうか?
目次
1 アベノミクスが日本経済を壊す!(世界の投資家はアベノミクスをどう見ているか? アベノミクスの何が問題なのか?―間違った診断と処方箋)
2 日本国債がデフォルトする日(世界の投資家は、日本国債をどう見ているか? 国債が「国民一人ひとりの借金」だと日本人は自覚しているか? ほか)
3 日本国債を買う人がいなくなる!(日本国債の「格付け低下」で、投資家が買わなくなる 仕方なく日本国債に投資してきた「金融機関」が買わなくなる ほか)
4 リフレが引き金になる3つの暴落シナリオ(日本国債の未来は外国人が握る アベノミクス後の3つの「暴落のシナリオ」 ほか)
5 アベノミクスの危機を乗り越えるために(日本国債の暴落で、私たちの生活はどうなるか? 国債暴落に備えて、資産をどのように守るか? ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nori
3
It is logical that JGB is bought by Japanese as no outsiders are interesting. Author insists JGB heavy fall causes weak Yen. So simple? Long term interests will be high then. It is common view that narrowing difference of interest rate makes STRONG Yen.2013/11/19
Kiichi Kiriyama
2
歴史上、経済的覇権国の国債に低金利が続いたのち暴落して衰退するという現象が一つのパターンであることは分かりました。日本が今そのパターンにある「可能性」も理解できます。しかし、その歴史上のパターンと現在の状況がもつ共通の背景や因果関係は示されません。また一例ですが「インフレをねらって金融緩和する根拠は古い経済学で現在には通じない」と言う一方で国債価格暴落の根拠をケインズの理論に求めており論理に自己矛盾もみられます。他書で利点とする日本人の国債保持比率が高いことを危機とする理由もよく分かりませんでした。2013/06/29
マカロニ マカロン
1
個人の感想です:B+。国の借金を減らすにはインフレ政策は有効だが、一般庶民にはインフレ政策は百害あって一利なしだと私は思うのだが、東京五輪招致成功もあり、安部内閣の支持率は70%近くまで伸びている。当書では二人の著者がユダヤ経済学など国外から見たアベノミクスの評価や疑問点を指摘し、2020年ごろに日本国債の大暴落が起き、日本経済の破局が訪れるだろうと予測している。また「超タカ派」の安部氏の政治姿勢はアジア諸国との関係を悪化させ企業活動にマイナスになると指摘する。子孫のためにも財政赤字の削減が急務だと思う。2013/09/18
9step
0
資産を守るためには・・・2013/09/07
turtle
0
「インフレで喜ぶのは日本最大の借金持ちである政府、あるいは財務官僚」という記述がありますが、そもそも財務官僚はこれまでずっとデフレ志向だったのでは? 頷ける点が多々あった一方、そんな疑問もわきました。2013/07/28
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