宝探しトラジェティー

著者名：木下半太【著】

幻冬舎（2013/09発売）

• ISBN：9784344023857

内容説明

誰にでも「大人になった夏休み」がある。江夏七海、11歳の夏。人生最初の冒険は、人生最悪の初恋から始まった。人生はいつでも「宝」を探す冒険だ！　希望に満ちたドキドキ青春サスペンス。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[そのぼん]

濃い・・・。11才の少年が主人公のドタバタ劇でした。冒険家の父の元にひとりの少女を捜索してほしいとの依頼が舞い込み、少年も一緒に依頼者の元を訪ねて・・・。登場人物のキャラがおもしろかったです。

2013/09/12

[むつぞー]

宝探しという言葉と装丁に惹かれて手にしました。 装丁のイメージは、少年たちの爽やかな冒険モノと思っていたんですけど、ちょっと違って、はた迷惑でハチャメチャな父親に振り回される小五男子の夏休みの冒険譚。 ちょっとご都合な展開じゃないかなと思う点とか、もう少し大人側の事情説明が欲しいとか思う所があります。 とは言いますが、細かい所に拘らす楽しむ作品なのかもしれません。 スピードとハチャメチャなパワーでドタバタと一気に読ませてくれました。 気楽に楽しめる作品でした。

2013/07/02

[ばっか殿すん]

木下半太にしては意外とまともなお話（騙し合いや殺し合いがないのでそう感じるだけ）、、主人公は小学生。父親が無職な冒険家でそれに巻き込まれるハチャメチャ劇！うん。人生は冒険だーーーーっ！！！！

2013/10/09

[木っ端みじんこ（感想は自分用メモ）]

【2014_052】初木下さん作品。破天荒な元冒険家の父を持つ小学生の夏休みの冒険記。軽いノリで楽しめました。なんばのハーゲンダッツカフェ、気になって調べてみたら閉店してました残念…。

2014/03/18

[とも]

本文にあるとおり、ほぼほぼ主人公の愚痴っぽいぼやきが書き連ねられている。その中でちょっといい話も出てくる少年成長記という感じ。 登場人物は派手な人も出てくるが、話としてはそこまでぶっ飛んでいない。単純に楽に楽しい本を読みたいときにどうぞ。十蔵みたいな人は厭だけど心のどこかではみんな憧れているのかもしれない。

2014/01/10