文春文庫<br> 追悼者

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文春文庫
追悼者

  • 著者名:折原一
  • 価格 ¥844(本体¥768)
  • 文藝春秋(2013/12発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784167451141
  • NDC分類:913.6

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内容説明

おにいさん、ちょっと遊びませんか? 「東電OL事件」をモチーフに描く傑作ミステリー。読み手の予想が見事に裏切られる、大人気「――者」シリーズ!

浅草の古びたアパートで絞殺された女が発見された。昼は大手旅行代理店の有能な美人ОL、夜は場末で男を誘う女。被害者の二重生活に世間は沸いた。しかし、ルポライター・笹尾時彦はОLの生い立ちを調べるうち、周辺で奇妙な事件が頻発していたことに気づく……。「昼と夜」2つの貌が招く残酷な復讐&逆転劇。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たらこ

67
東電OL殺人事件を題材にしてあるという事で手に取ってみました。事件からはかなりかけ離れた物になってしまってましたが、騙され騙され…犯人がわかった時の爽快感至りました。復讐心に燃える人間の怖さを見た。2015/05/24

加賀恭一郎

48
犯人当ての小説は、意外な人物を予想しとけばだいたい当たるがこれは。。またも折原さんの術中にはまりました。〜者シリーズもあと2作。個人的には遭難者以外は満足しております。2016/02/26

yumiko

44
「東電OL事件」を題材に、著者の大胆な発想が加えられた長編ミステリー。主人公であるライターが初っ端から脇が甘くてダメダメなのが気になるも、これが伏線か?と思いながら読み進める。次から次への情報に翻弄され、頭の隅に追いやられていた途中途中の違和感が繋がり、最後にドカンとぶっ放される真相は、驚きの一言。「騙りの魔術師」との呼称に納得のラストだった。でも正直なところ、驚愕の結末!的な推理物を求める人向きなのでは。人の気持ちってこんな風に動くかなあと感じてしまった私は、もう少しパズル要素のない推理物が好き。2015/06/04

tengen

35
キャリアウーマン、そして娼婦。 二つの顔を持つ丸の内OLの大河内奈美が殺害された。 彼女の死を探索するライターの篠尾時彦。 ノンフィクションの取材を続け事件の真相に迫る。 ☆彡 こんなに長くする必要あったのかな…2020/11/30

すたこ

33
★★★構成は面白いんだけど、ちょっと長すぎた…。途中で飽きてしまって、何度もリタイアを考えた。結末も予想とは違ったものの驚きもあまりなく、少し残念。でも、ゾワゾワっとしたラストは、次々と色んなことが暴かれ衝撃だった。恐怖!2018/09/15

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