内容説明
「怒り」や「不安」「悩み」といった、マイナスの感情とどうやってつきあうか。人気心理カウンセラーである『「しつこい怒り」が消えてなくなる本』などの著者の石原加受子氏が、マイナスの感情を手放し、どうすれば幸せを感じることができるのかをアドバイス。
目次
プロローグ 「嫌な気持ち」にとらわれたとき、あなたはどうしていますか?
第1章 感じることを怖がっていませんか?
第2章 嫌な気持ちは「他者中心」の意識から生まれる
第3章 「ほんとうの気持ち」を大切にしよう
第4章 「好き嫌い」で生きればもっとラクになる
第5章 嫌な気持ちを引きずらないシンプルな考え方
第6章 嫌な気持ちが消えてなくなるコミュニケーション
第7章 嫌な気持ちを手放せば、すべてが手に入る
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
橘
40
お気に入りさんが読まれていて、感想が素敵で手にした本でしたが、泣きたい気持ちになるくらい、わたしに当てはまっていました。特に、前半に書いてあった「見えない支配」とか正にわたしの家庭…。わたしも感情を抑えて爆発してしまう質なので、この本にあったように、もっと自分の感情を大事にした方がいいのかなと思いました。自分を表現することはすぐには難しいけれど、いいなぁ、とか、素敵だな、ありがとう、と感じたことから表現していきたいと思います。とても心にしみた本でした。出会えて良かった。2017/03/12
ラテちゃん
32
最近疲れてどうにもいかなくなって手に取る。感情を抑えて義務感や責任感などで頑張ってもうまく行かないことは多いが、ここ最近はやらなくては思ってもどうしても行動に移せないような状況だった。まさにこの本が指摘する「思考(頭で考えたこと)を身体が拒絶する」状態だ。感情はすべてお見通しで感情に反して何かを実行しよう抑えようとしても無意識にうまく行かないように仕向けてしまうという。だったら最初から自分の小さな感情に気づいてリラックスする方向に自分を誘うだけだ。自分を大事に自分らしく生きていいんだと勇気をもらえる。2017/02/19
hundredpink
25
心屋仁之助さんの本と合わせて読むと凄いことになりそうな予感。2015/02/22
gerBera.m
14
なんか最近すごく疲れるので、読んでみました。誰かに嫌われるって怖い、誰かに裏で陰口叩かれるのも嫌。でも、「みんなと仲良くしなきゃ」と思いすぎる私。いつの間にか、他者中心の物の考え方で、「自分を大事にできてなかったな。」と反省。誰かのこと嫌いになってもいいんだ。無理に笑わなくてもいいんだ。みんなに合わせず、小さな違和感のうちに自分の意見を伝えてもいいんだ。と思えて、ホッとする本。2015/04/18
シロうさぎ
14
イラストのウサギが可愛いのと、最近イライラの感情超えて疲れてしまう事が多いので読んでみました。ようは、頭で考えるのでなく、不快な感情は、根が小さいうちにコマ目に処理してけって事なんでしょうね。でも、気が付いた時にはどうしようもなく身動き取れなくなってるのが常なんだと思うのですが・・・。2013/11/02