日本経済復活が引き起こすAKB48の終焉

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日本経済復活が引き起こすAKB48の終焉

  • 著者名:田中秀臣
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 主婦の友社(書籍)(2013/11発売)
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  • ISBN:9784072894149

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内容説明

「AKB48 の人気はいつまで続くのか?」誰もが一度は頭に浮かべたこの疑問。総選挙の盛り上がりなど、現象面から人気下落の傾向は見られないとする向きもあれば、前田敦子をはじめとする相次ぐメンバーの卒業を凋落の要因と見る人もいる。ところが本書はこのテーマに対して、グループの持つ能力や現象面ではなく、まったく違う「経済的視点」からメスを入れる。著者は長年にわたり日銀の政策を批判し、「アベノミクス」を先取りして提唱してきたリフレ派の旗手。「アベノミクス」と「社会モラル」 という、2つの大敵との闘いを強いられるAKB48 の苦境と未来を「経済学」で、先取りして予測する。

目次

序 章 2013年、AKB48が消える!?
第一章 あれから2年、すべてが変わった
第二章 アイドルは不況に強く、好況に弱い
第三章 激突! AKB48対アベノミクス
第四章 フランチャイズ化と海外進出の勝算
第五章 AKB48対社会のモラル
第六章 AKB48消滅へのカウントダウン!?
終 章 秋元康はどこへ向かうのか?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

denz

4
景気後退とアイドルの興隆、そして景気回復とアイドル業界の低迷。景気後退が起きれば、人々は家にこもってテレビやネットなど初期投資で後は無料のコンテンツを楽しむことができ、個々の商品が低額なアイドル関連のモノを消費でき、景気が上向くと忙しくて情報を集める暇がなくなるし、外に出るようになって、アイドルとの擬似恋愛はいらなくなる。景気後退期には、各業界一人勝ちが定着して、それ以外への波及効果が少ない。景気回復は、アイドル業界の単なる低迷になるのか、全体の底上げにつながるか。経済モノとして面白い試み。2013/05/07

yamikin

2
急いで書き上げたんだと思う。経済学者の領域ではAKBにかんしてはこの人の独壇場だからこんな本が出せるんだと思う。中身はタイトルのまんまで、アベノミクスによってインフレが起これば、デフレ下で人気があったAKB48の地位も危うくなるって話。かつて世間とは離れた位置で人気を獲得していたAKBが世間の真ん中に来るようになって、スキャンダルやその反省態度が一般に晒されやすくなって叩かれるようになったという話。わりと同意するけど、急いで書いた感がしていて、あっという間に古い本になると思う。ブックオフとかに並んでそうな2013/04/30

ケン・リヴィングストン

1
わかりやすいことを一番意識して書かれているので、表題の、日本経済復活がAKB48の終焉を招くかもしれないシナリオも前半にあっさりと述べられる。専門書のようにもったいぶらないところが実に潔い!これを経済学者が書いた本だからと学術的な書籍として位置付けると論の進め方や引用などに問題は多々あるが、著者本人がそうは位置付けていないのは明白だ。たしかに著者は経済学者・経済評論家でもあるが、この本はあくまで「経済問題に詳しいアイドルヲタク」として書いている、いわば「エッセイ」。半日もかからずスラリと読んでしまった。2014/06/25

greenman

0
本書はデフレが解決することによってAKB48が衰退していくというのが主なテーマだ。デフレ時はアイドル集団が流行するというのは興味深くもありまたホントにそうなのかなと思わせる仮説でもある。しかし一番びっくりしたのは、著者の田中秀臣氏がいろんなアイドルと面識があり、さらに彼自身もアイドルファンであることが本書から伝わってくることだ。田中氏自身はリフレ派といわれる経済政策を支持している経済学者だが、リフレ派の理論では金融政策でも財政政策でも積極的に対応していくといっていいだろう。アイドルと経済か関係性があるのか2013/06/26

渓流

0
とても学者の書いた本とも思えないお粗末さ。経済の好不況とアイドルの興亡が因果関係があるとのご指摘だが、それって、相関関係にあるって言うのがまっとうな指摘。因果関係と相関関係を混同していちゃ、学者失格。ことほど左様に、内容が支離滅裂。見出しが大げさな週刊誌の拡大版というところ。2013/06/15

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