内容説明
新氏は、ジョンソン・エンド・ジョンソンなど、誰も知っている超一流企業の社長を3社歴任するなど、伝説の外資社長として知られ、その豊富な経験から得たさまざまなマネージメント知識には定評があります。そうした新氏の仕事に役立つ「話し方」「聴き方」のノウハウを、‘教科書’シリーズとして刊行。「会議では大いにムダ口をたたけ」「スピーチ下手は不利ではない」「挨拶上手は名前を入れる」など、実践的な知識が満載です。
目次
第1章 あいさつ―「あいさつは上司からせよ」
第2章 根回し―「ボス・マネジメントは六分ほめて四分で異見」
第3章 会議・ミーティング―「ムダ話はムダにならない」
第4章 職場の雰囲気づくり―「職場にポジティブな口ぐせを習慣づけよ」
第5章 人脈づくり―「相手と波長を合わせる技術を身につけよ」
第6章 交渉・説得―「WIN・WINこそが理想」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
修吉
3
仕事やら会社生活にだれた時に読めばリフレッシュできるタイプの本です。読み進めていく程、読み進めるのがツラくなり、投了しました。2018/05/31
HALI_HALI
3
ビジネスにおいて最も重要なコミュニケーション。原理原則は5つ。1.ビジネスにおける失敗は80%以上がミスコミュニケーションに起因。2.リーダは簡単な説明能力が求められる。3.話すよりも相手のニーズを察知する聴く力が大切。4.話の印象は中身よりも見た目。5. Youattitude(相手の立場に立った考え方)に徹する。これらの原則に則った上で、日常生活における挨拶や会話における好ましい具体例を挙げる。引用:『異議は認められなくても、勇気と気骨は認められる。』や『挨拶3年、飯食って3日』。2017/06/01
Takateru Imazu
2
伝説の外資トップが教える コミュニケーションの教科書 2013/4/26 著:新 将命 自分自身のコミュニケーション・スタイル、すなわち「話し方」、「聴き方」、「態度」を変えることで、劇的に相手の態度が変わることはたびたび経験したことである。その結果、人間関係が劇的に改善され心が軽くなったことがしばしばあった。 外資系企業のトップとして活躍しつづけてきた著者ならではのコミュニケーションの技術について原理原則に沿ったかたちで本書は以下の6章により説明している。 ①あいさつ「あいさつは上司からせよ」 ②2017/03/25
kasugaitaro2011
1
・挨拶に一言ほめ言葉を添える。相手をほめるためには,常に相手に関心を持つ事が必要・相手の立場に立って考える習慣・議論の場づくり。月2回程度,毎回2時間ほど6~10人のグループで共通テーマを自由に議論。上司は2しゃべり8聴き。・会議で意見するときは,1つだけに絞る。「1つだけ私から申し上げたいことは・・」・人は忘れるという認識を持てば,くどいほど繰り返してもいい。・自分の手帳に相手ごとのメモ欄をつくる。・ノーを言うタイミングは先延ばししてはいけない。ノーがイエスとなるためのじょうけんを示す。2013/07/19
レーモン
1
原理原則に従った本で、気が緩んだときに読むと再確認できる良本です。ただ、コミュニケーションに関するものはもう満足のいく本がたくさん出ているため、特に新しく学ぶ点はなかったかなぁ。もちろん、この本がそれを目的にしているわけではなく、原理原則のコミュニケーションとは何なのかを分かりやすく伝えることを目的にしていると思う。ですので、初めてこの手の本を読まれる方は、読みやすく吸収しやすいかなぁと思います♪2013/07/14