内容説明
◆人気ブログ待望の書籍化! ◆
「涙が出るから会社では絶対読めない」
「国際協力の生の現場がわかった」
「異文化組織のマネジメントなど、ビジネスでも参考になる」
「明日へ踏み出す元気がもらえた」など、
多数の反響に応えついに書籍化!
◆地球の裏側で、こんなに汗して頑張る日本人がいる! ◆
「七輪でみんなをハッピーにしたい」。
世界最大のアフリカ・ケニアのダダーブ難民キャンプで、職業訓練と環境保護に貢献できる七輪づくりを通じて、本当に必要とされる「支援」を届けようと奮闘した600日。
難民従業員たちのストライキや地元住民の脅迫、頼りにしていた腹心の失踪事件など、苦難の連続。そんな状況でも転んでは立ち上がり、向き合い続けた。
難民従業員たちとの間で少しずつ育まれていった、つながりや絆。
シリアスだけどリアルな、涙と笑いの感動ノンフィクション。
明日へ向かう元気がもらえる1冊です!
◆著者からのメッセージ◆
家族や友人との関係で、自分の胸の内を打ち明けてみても、うまく相手に伝わらないことってありませんか?
それが、アフリカの難民キャンプで長年暮らしている人とだったら、なおさらです。
この本は、日本人の私が、20年以上内戦状態にある東アフリカのソマリアなどから逃れてきた難民が暮らすキャンプで、
七輪工場の工場長に就任した日々をつづったものです。
裏切られ続けながらも、私は、40人の難民従業員たちに、「自分たちの気持ちを正直に語り合いましょう」と向き合い続けました。
そんななか、彼らとの間でほのかな「絆」が芽生え始め、それまで味わったことのない達成感がありました。
その楽しみを皆さんと共有できたらと思います。
目次
第1章 難民は赤ちゃんじゃない
第2章 なぜ、危険な所で七輪を配るのか?
第3章 難民が信じられない!
第4章 「ハッピー革命」を始める
第5章 工場長を代えろ!
第6章 仲間を失う
第7章 結局、みんなハッピーになったのか?