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内容説明
「グローバル化」「イノベーション」という最大の経営課題を前に、日本企業が取るべき経営戦略とはどのようなものなのか?本書では、戦略系コンサルティングの第一人者が、歴史を踏まえつつ経営戦略をわかりやすく解説していく。テイラー、アンゾフ、ポーター、コッターなど経営戦略の原論を取り上げるとともに、それを体系的に分析。今に至る経営戦略論の流れを大きな視点からつかむことができる。そして後半では、前半を踏まえて「グローバル化」「イノベーション」で成功するために、日本企業が目指すべき新しい経営戦略を考察する。経営戦略の理論と実践が同時に体得できる一冊。
目次
第1部 経営戦略論の系譜と分類(マネジメントの誕生と戦略論への進化 戦略論の体系:経営戦略の四つのパターン)
第2部 現代の経営テーマ(現代の企業が直面している問題とは何か イノベーション グローバル化 新・日本型経営)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ito
28
本書は入門となっているだけあって、簡潔でわかりやすい経営戦略論であり、経営書になじみがなくても楽しく読める。前半では経営環境と戦略論の整合性を説き、後半では現代の経営テーマであるイノベーション、グローバル化、新・日本型経営に焦点を当て解説している。また、前半の経営戦略論を再構築しながら、現代の経営テーマの問題と解決策を掘り下げていくので理解が深まる構成になっている。戦略論と現代の経営テーマの知識整理に最適である。2013/08/14
アルカリオン
9
読みやすく面白かった。本書を読んで自論の輪郭がより明確になった▼経営学・経営戦略論というのは成功事例・失敗事例の共通項を抽出し分析・抽象化する試みであり、「ビジネスで成功するための黄金則」のようなものを直接探るものではない。もちろん、そうした成果を踏まえることがより適切なビジネス判断につながることも多いだろう。それは「歴史に学べ」とか「教養の重要性」「想像力が大事」というのと同種の話である▼「経営学は役に立たない」という人はある意味、経営学に対する期待が過大なのだと思う。2024/12/08
Kumisuke92
9
経営史と戦略論をリンクさせた、とてもわかりやすい内容。全く頭の中に?マークが生まれることなく読了した。「経営戦略の分野において、現在最も注目すべきフロンティアは文化に関する研究だと感じている」。効率化・合理化という側面から始まった経営学だが、これからは文化、それも異文化とどう向き合うかということが重要なテーマになってくる。異文化理解、それはハイコンテクストな文化に生きてきて翻訳の難しい日本人がグローバル競争で勝ち残るために、どんなプランニングマトリックスよりも、マストな知見になっていくことだろう。2016/02/26
onaka
5
テイラーの科学的管理法に始まり、ポーター、コトラー、ミンツバーグ、コッターに至る経営戦略論が、その時々の経済環境に応じて発展してきた歴史がわかりやすく解説される前半に対し、後半は、現代の企業が直面している問題として『グローバル化』と『イノベーション』を取り上げ、その課題解決に向けて、単に成功した欧米流の制度、ルールを導入するのではない、日本ならではの戦略の基本が提起される。とにかくわかりやすい。ほぼ一気読み!2015/03/09
Kazuo
3
本書では、経営戦略をマトリクスで4つに分類するA(戦略策定の「方法」の視点)①プランニング学派「企業が採るべき戦略を合理的に計画する」②エマージェンス(創発)学派「有効な戦略は事前には計画できない」 B(戦略の「タイプ」の視点)③ポジショニング学派「市場における自社の位置取りを重視する」④リソース・ベースド・ビュー学派「自社独自の経営資源を重視する」。実務者/実行者として様々な経営本を読む/利用する人にとっては、経営戦略が整理される良著。その他の議論(イノベーション、グローバル化、新日本型経営)も秀逸。 2015/05/24




