内容説明
ニューヨークのグランマの思い出、東日本大震災に思うこと、涙袋メイクって!? 巣鴨のじいちゃんばあちゃんに癒される――音楽、読書、映画、恋愛、本当に大切なもの……。素敵なことには興味津々、筋の通らぬことには怒り炸裂! 人生の達人熱血ポンちゃんは、今日も元気にから騒ぐ!
目次
誕生日にメメント・モリ
まだ来ぬ春にソウルフル
カタストロフィに思う春
五月の不意打ち捜し
命日は、ノンアルコールで
本当に気持のいい梅雨時は
真夏の神戸でみてみてみ
残暑に女文士志向
秋はパイナップルとラガマフィン?
すがもん人生始まる!〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
96
ポンちゃんシリーズの新刊が出ていたとは(汗)追っかけていたのに多分これは11巻目ですよね?面白い事はおもしろいのだが・・前ほどスカッと読了できずに終わったなぁ。前は一気に読了していたのに、今回は時間がかかりました・・ポンちゃんは相変わらずなのに、私がなんだかしんどい。ポンちゃんから卒業なのかな私。一寸さみしい・・2016/08/22
ゆいまある
67
私は皆が褒めているものはけなしたくなるタチである。従って時々山田詠美を読みたくなる。アメリカの中流黒人家庭の価値観は丸ごと肯定する癖に日本のファッション叩くとか、自分のこと棚に上げ過ぎで、それを「私って適当だから」と悪びれもしない素直さ伸びやかさが好きなんだが、流石にアメリカ人夫と離婚後で少し丸くなってた。それでもホイットニー・ヒューストンよりボビー・ブラウンがアイドルなのはわかるわかるだし、高価なブランド物よりリーバイスが好きって感性もいい。最後は矢沢好きの新夫に影響されて武道館まで行ってて微笑ましい。2019/09/25
山田太郎
40
だいぶ落ち着いた気もしますが、読んでて気持ちいい。芥川賞の授賞式かなにかであんた誰っていわれたんじゃなかったっけ?それは時期が違うのかな?2013/06/05
美登利
22
久しぶりに手にとったこのシリーズ。相変わらず面白いです。そうだそうだ、前の旦那様と離婚したあたりまでは、読んで知ってました。しかし、今度は年下の日本人の旦那様と再婚されたのですね。幸せが滲み出てますよ、詠美さん。彼女の持つ独特な感じが多少薄れてきた感はありますけど、年齢を感じさせないはしゃぎっぷりは大好きです。色々な作家さんとの交流話も楽しい、やはり詠美さんが可愛がられてる雰囲気が伝わってきます。2013/09/29
阿部義彦
18
図書館本。2013年、新潮社。山田詠美さんのポンちゃんシリーズで未読と思われるものをチョイス。私の姉と同じ歳のエイミー、この本での連載では私にとって悪夢の(仙台在住でしたので避難所の世話になりました。)東日本大震災が起きた頃から始まります。同じ時代を生きたせいか、何気に触れられる風俗やギャグに対しても、あるある!と過剰に反応してしまいますね。『「エイミーって、勝新太郎に似てない?」岡本太郎、草間彌生に続いてあろう事か、若き日の勝新、、、光栄です、でもやはり、あんまり嬉しくありません。』テテシャン!2023/05/20
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- 和書
- うれしい あなたへ