稼げる投資家になるための投資の正しい考え方

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稼げる投資家になるための投資の正しい考え方

  • 著者名:上総介【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • パンローリング(2014/04発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784775991237

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内容説明

投資で真に大切なものとは?
手法なのか?資金管理なのか?
それとも……

「投資をする(続ける)うえで、真に大切なものは何ですか」と聞かれたら、皆さんはどう答えるでしょうか?「手法が大事」と回答する人もいれば、「いやいや、似たような手法でやっていても、勝てる人と負ける人が出てくる。やはり資金管理がうまくないと勝てないのではないだろうか」と考える人もいるかと思います。どれが正しいのかは、人それぞれだと思いますが、本書ではあえて、この問いに答えを出しています。それは……。

正しい考えのもとで投資をすること

です。

ここで、「正しい考えとは何か」、気になる人も多いと思います。ひとことで言ってしまえば、“正しい考え”とは“自滅しない考え方”です。著者は序章の中で「私が長年にわたり見てきた相場の世界においては、成功する人とは自滅しない人だと言えます。逆に、成功しない人とは自滅してしまう人(圧倒的)だと言えます」と話しています。

投資ですから、普通は百戦百勝はあり得ません。負けるときもあるわけです。この“負けるとき”にいかにうまく負けるのか、それが大切になります。負け方を失敗してしまうと、その後、勝てるときがきたとしても、負けた分を取り戻すのに時間がかかってしまいます。下手をすれば、そのまま退場という事態さえも考えられます。だからこそ、負けるときには上手に負けて、勝てるときにはしっかり勝つという、「正しい考え方」を身につけておくべきなのです。

投資の基本原則とは何か。陥りやすい失敗とは何か。攻撃するときの考え方とは何かなど、本書では、全6章30話からなる投資の正しい考え方を紹介しています。その際、歴史の面からの事例も紹介しています。これは「真の理解をするためには、歴史の事象を学ぶことが最適である」という著者の持論によるものです。

何事も、土台がしっかりしていなければ、いくら上物を豪華にしても、長くは保ちません。あせらず、ゆっくり、投資の基礎を固めることから始めてみてはどうでしょうか。「正しい考え方」が身につけば、特殊な投資テクニックなどがなくても、投資の基本を忠実に行うことで稼げるようになっていきます。

著者紹介
上総介(かずさのすけ)
千葉県館山市出身。資産運用会社経営。7年間負けなし(年間損益)のプロ投資家。投資において最も大切な高い防御力を武器に、2006年のライブドアショック、2008年のリーマンショック、2011年の東日本大震災の年にも、極めて安定した収益を出し続ける。250万円から始めた運用資産総額は現在1億円を超えて、毎年増加している。ホームランはあまり打たないけど、ヒットを量産して利益を上げる投資家として数々のマネー誌や雑誌で紹介され、ブログランキングでも常に上位の人気を得ている。旅人としても知られ、国内47都道府県のすべてをまわり、2013年には、海外30カ国の訪問を果たす予定。また、歴史にも精通して古戦場や全国のお城、歴史資料館を廻り、これらを投資に役立たせている。

本書における著者印税は、日本赤十字社を通じて、東日本大震災で被災された方々に全額寄付されます。

目次

第1章 投資で勝ち抜くための基本原則(投資の基本原則 常に割に合う投資を行う ほか)
第2章 損切りを制する者は投資を制する(自分の得手・不得手を知る 今回だけ何とかなるは滅亡のはじまり ほか)
第3章 投資家として成功するためのステップ(失敗は成功の元 いろいろな方向から学ぶ ほか)
第4章 陥りやすい失敗を知る(あせりの弊害 決めつけをしてはいけない(相場に絶対はない) ほか)
第5章 攻撃をするときの正しい考え方(効率が最も良いと思われる場面でトレードを仕掛ける 局所的に考えるのではなく、総合的に考える ほか)
第6章 投資の神髄(最高峰の勝者の思考)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おおたん

17
歴史から考察して、投資の勉強ができる一冊。テクニカル的な話というよりは、投資の心構えを知ることができると思います。また、歴史から学ぶことで、人間の心理の部分も理解しやすいと思います。かなり、投資に対してのメンタル面に役に立ちそうです。投資で失敗したり、損をした時などに読み返すことで、冷静さを取り戻せそうです。手元に置いておきたい投資勉強本です。◆防御力◆徳川家康は、人生の一連の行動こそ、投資の真髄が表れている。2022/01/05

烟々羅

15
株・投資の本としてはわたしの参考にはならなかったが、本業に活かす戦国のウンチク集として読めば面白い。企業の朝礼のネタを漁るのに良いかも。 投資の本として参考にならないのは、わたしがもっと基礎的な情報を集めている段階だから(書店も図書館もこの手の「いかに儲けるか」という本ばかりが並んでいて、基礎的な情報がいまだ満足いくほど入手できていない)、そしてデイトレーダとして収入のすべてをそこから得るとしたらなにを考えるかという切り口だから。本業の保険を求める一般人は別の切り口が必要 (購入01-14地元紀伊國屋書店2014/05/07

masabi

13
【概要】投資するうえでの心構えを歴史から学ぶ。【感想】歴史といっても経済史や金融史ではない。春秋戦国や日本の戦国時代を題材にした歴史の教訓から投資に活かそうとする。前者の経済史などを期待していたが、教訓自体は大事なものばかりだった。2019/09/11

たいけい

12
2023年11月30日(木)読了。四読。1日1章読むようにしている。1週間分纏めて読む事もある。投資に臨む姿勢・態度の基本的考え方を歴史上の出来事に例えて教えてくれている。30の教訓で引用されている孫子等の兵法書や三國志や平家物語等の戦記物・軍記物も読んでみたくなった。資金を守って投資に臨む事が何よりの基本であることを教えられる。地味で派手に目を引くものではないが、長く投資に関わっていこうと思うなら大切なことだ。資金を守れずに増やすことができる筈がない。今度は題名と正考を書き出しながら読んでみようと思う。2023/11/30

白い駄洒落王

12
投資の考えを、歴史になぞらえた著作。思考方法が色々と参考になった。2014/01/10

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