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内容説明
アベノミクスも領土問題もユーロ危機も。最新ニュースが、この一冊を読めば全て分かる!
一年の三分の一は海外取材で世界を回る、池上さんが、自分の目で確かめた優しいニュース解説。「世界の今後を考える上でも、まずは正確な現状把握を。そのために、この本がお役に立てれば、こんな嬉しいことはありません」(本書より)。ニュースが分かれば、あなたの未来も変わります!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
21
2012年12月の選挙で自民党が大勝、安倍政権が誕生した。安倍晋三が打ち出した「アベノミクス」はどのような効果をもたらすのか?そして、“羊頭狗肉”なものとは?竹島、尖閣諸島などの領土問題で大きく揺れ動き、加熱したアメリカ大統領選挙、“アラブの春”で台頭したイスラム原理主義etc日本、そして、世界の様々なニュースを題材にした「週刊文春」連載をまとめた本。2015/09/14
ふろんた
18
池上さんは東工大の教授になってから、あっちこっち飛び回ってるんだな。アベノミクスがしたことは、川の流れを人為的に変えるようなもので、豪雨があると思わぬ災害の危険があるな。全体的には経済関連書にありがちな不安を煽る解説はしないので、今世界で何が起こっているのかをニュースとして知ることができる。2014/08/29
チョコモカ
12
池上彰さんの解説は本当に私たち専門外の人間にも分かり易い!どうしてだろうか?と、手に取る。多分苦手な分野は無いほど、ありとあらゆる事を解説してくれる。本業を誠実に行いつつも、必ず隙間時間を作って現地に飛び出し、自分の目で見るからですね。単純なようで、なかなか出来ない池上彰さんの凄さです。尊敬します。2016/03/27
白義
10
週刊文春連載コラムが元ということで、他の書籍と違い、読者層を意識して批判的な文が強めになっているのは好き嫌い別れるが、その分分かりやすく、また豊富な取材がもとになっているのがよく分かる。現韓国大統領パククネが、母を在日韓国人に殺されていたというのは強い意外性を感じるエピソード。さすがに池上氏らしい平衡感覚あれどどうにも他の著作より勇み足っぽいのは連載コラムという特性上やむを得ないのだろうが、その点差し引いても面白い。一つ一つの話題の分量が恥をかくシリーズより長い2013/09/28
gissy
8
領土問題に絡んだそれぞれの国の思惑の基本的な部分だけ捉えて今と比較してみても、事態はそれ程変化していないので、この先どうなるものか?と感じてしまいます。国際社会への明確なアピールが必要であるのことは再認識できました。2019/09/23