文春新書<br> ビブリオバトル - 本を知り人を知る書評ゲーム

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文春新書
ビブリオバトル - 本を知り人を知る書評ゲーム

  • 著者名:谷口忠大
  • 価格 ¥838(本体¥762)
  • 文藝春秋(2014/03発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784166609017
  • NDC分類:019

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内容説明

おすすめの一冊を持ち合い、本の魅力を紹介しあう。ゲーム感覚を取り入れた新しい“書評”のかたちが、今、注目を集めています。「人を通して本を知る。本を通して人を知る」ことができる、それがビブリオバトルです。京都大学の研究室で生まれ、今や全国大会が催されるまでになったビブリオバトルの誕生秘話から遊び方まで、その全貌を発案者自らが書いた入門的一冊。書評は読むだけのものではなく、参加するもの。読書嫌いも本好きになること請け合いです。情報が多いネット時代だからこその、新しい本との出会いを提案します。

目次

第1章 ビブリオバトルの遊び方(事前準備 発表と質疑応答 ほか)
第2章 ビブリオバトルはどうして生まれたのか?(ビブリオバトル誕生前夜 ビブリオバトル誕生)
第3章 本と出会い人を知るためのテクノロジー(「意外な本」だけど「いい本」との出会い 本を通した「人となり」との出会い)
第4章 広がるビブリオバトル(初めての広がり ビブリオバトル街に出る―大阪大学から紀伊國屋書店へ ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

153
ビブリオバトルというものを初めて知った。一回友人同士でやってみたいなと思うが、果たしてメンバーが集まるだろうか・・・2013/05/02

へくとぱすかる

125
本の勉強会ではない。本を通して人を知ることが本質だと著者は言う。途中までは怪しみながら読み進め、しだいに納得できるようになり、読み終わったら、自分もビブリオバトルをしたくなった。本による話し合いというイメージ以上に可能性を秘めているはずだ。いいなぁ、読書のドッジボール!2013/12/23

morinokazedayori

111
★★★★★著者は、好きな本を1人1冊5分間で紹介しあい、どの本を読みたくなったかを投票で選ぶゲーム「ビブリオバトル」の創始者で、ルールや歴史が紹介されている。キャッチコピーは「人を通して本を知る。本を通して人を知る」。本との出会いの場となるだけではなく、参加者のコミュニケーション能力が高まり、学校、職場、地域などで行えばよいコミュニティを形成するのに役立つという。とても面白そうだ。2016/09/16

あちゃくん

81
仲間内で「ビブリオバトルやろうぜ!」と言う話になったので、このビブリオバトルの背景を知るべく読んでみました。作者は、このゲームのルールを作り、普及に尽力してきた方です。ビブリオバトルに関する思い入れが半端なく感じられます。たった4つのシンプルなルールだけど、老若男女区別なく楽しめるゲームで、いろんな人と実践してみたくなります。やっぱり自分がオモシロイと思ったものに共感してもらいたいし、友達が面白いと思っているものに興味が惹かれるもんね。2014/02/04

ガクガク

68
大学研究室から始まったシンプルな書評ゲーム。それが各地の様々な人や場所に広がって行く過程が面白い。またルールがシンプルなのにけっこう奥が深く、だからこそ多くの人に支持されるのかも知れない。サブタイトル「本を知り人を知る」のとおり、特に「人を知る」ツールとして機能するところが良い。今、ごくフツーの読書会をやっているのだが、少しマンネリ化してきた感もあり、「ビブリオバトルやってみようかな」と思わず思わせる一冊。これから世の中にどんどん広がることを期待したい。2013/06/10

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