おばあちゃんのオシャレ採集

著者名：堀川波【著】

幻冬舎（2016/02発売）

• ISBN：9784344023666

内容説明

おばあちゃんのワンピースは、よく見たら、ヒョウ柄。……究極の、わが道。

おばあちゃんのおしゃれは、究極のわが道。流行も見た目も、関係ない。「おしゃれしてる」アピールもなければ、誰かの真似でもない。自分のためだけのおしゃれ。そんなおばあちゃんたちの街角スナップと採集を一冊の本にまとめました。水玉のおばあちゃんがいれば、ランニングおばあちゃんもいる。ステッキや手編み靴下の採集など。見て楽しい、読んで納得のイラストエッセイ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[馨]

いるいるこんなおばあちゃん！と楽しみながら読みました｡いくつになってもおしゃれ心を無くさず身なりに気を遣うのは憧れます。若い頃からおしゃれやったんやろうし､年を重ねたから出せるオーラもあって素敵です。

2014/05/08

[bianca]

街ゆくおばあちゃん達を、細部までつぶさに観察している一冊。“おばあちゃんのオシャレはそれぞれがオリジナルで、自分のためだけにオシャレをしているところがかっこいい”“そこだけ時が止まっているかのような独特な雰囲気に包まれている”…もはや誰も口出しできない域に達しているのがちょっと羨ましい。ワンピース・がま口・ブローチ・レース小物・手編みチョッキ…。少女時代を引きずるメルヘン持ち物に目が釘付け。私もおばあちゃんになったら、紫ヘアで独自の柄on柄で街を闊歩したい！と老後の楽しみが出来た。

2018/05/13

[ササミ]

若作りの女性は痛いと言われるけど、お婆ちゃんのオシャレは微笑ましく見える不思議。セレブっぽいおばあちゃんは筋金入りのオシャレでしょうが、そこらへんのおばあちゃんは手短にあるものをひっつかんで身に着けたら柄×柄になっただけでしょう。でもそれがなんだか様になってるから凄い。今はなんとなく避けてしまうくすんだ色や小花柄も、年取ったらまた似合うようになるかと思うと老後が楽しみ。

2014/06/20

[ぐっち]

はやくかわいいおばあちゃんになりたい、という気持ちにぴったりな、かわいいイラスト集。こういうファッションが似合うようになりたいな。

2013/08/18

[バニラ風味]

モダンなおばあちゃん、いかにも「昭和な感じ」のおばあちゃん、マトリョーシカのようなかわいいいおばあちゃん。まるで、オシャレなおばあちゃんの図鑑みたいです。誰かのためではなくて、自分のためにオシャレを楽しむのって、本当のオシャレさんですね。「こんなおばあちゃん、いたいた!」って、今はもう見ない感じのオシャレおばあちゃんが載っていて、懐かしく思いました。と同時に、私は、どんなおばあちゃんになるんだろう…と密かに考えてしまいました。

2015/08/05