朝日新聞出版<br> 村山さん、宇宙はどこまでわかったんですか?

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朝日新聞出版
村山さん、宇宙はどこまでわかったんですか?

  • 著者名:村山斉【著】
  • 価格 ¥850(本体¥773)
  • 朝日新聞出版(2013/07発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022735003

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内容説明

話題のヒッグス粒子や暗黒物質、暗黒エネルギーから不確定性原理まで、大人気の宇宙物理学者・村山さんが語り尽くした宇宙理論の最前線。朝日新聞の科学記者・高橋編集委員が絶妙なる「なぜ? どうして?」の合いの手を入れ、壮大な宇宙の謎に迫る、読んで楽しい根源的宇宙問答。

目次

序章 地上最大の実験装置(宇宙をさぐる二つの方法)
第1章 ヒッグス粒子に迫る(2012年7月4日 ヒッグスとは何か ほか)
第2章 光より速いニュートリノの顛末(「お化け」のような素粒子 相対性理論とタイムマシン)
第3章 不確定性原理と「科学者の降参」(書き換えられた不等式 世界で一番美しい実験 ほか)
第4章 宇宙は4%しかわかっていない(万物は92個の原子でできている 見えないものが5倍ある ほか)
第5章 宇宙の始まりにたどり着く道(虚時間の真実 宇宙の国勢調査)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

p.ntsk

49
IPMU(東大カプリ数物連携宇宙研究機構)の村山斉さんと朝日新聞編集委員との対談形式本。ヒッグス粒子、ニュートリノ、LHCやリニアコライダーなどの巨大素粒子加速器、ハイゼンベルクの不確定性原理から小澤理論、暗黒物質と暗黒エネルギーなど最新の話題について語られています。ひとつの謎が解けるとまた新たな謎が生まれる。宇宙はまだまだ分からないことだらけです。それにしても素粒子の世界は摩訶不思議です。2015/02/07

佐島楓

23
面白い。ヒッグス粒子とかニュートリノとか、読んでもよくわからない。わからないけれど、面白い。だったら、理解できたらもっと面白くなるんじゃないかなぁ? と思うのだけれど、それは無理そうである。村山先生の比喩がお饅頭とか草履とか、具体的なので、もう少し頑張れば理解できるのでは、と錯覚させてくれて、引き込まれる。宇宙の不思議に触れたい方、入門編としてどうぞ。2014/02/17

どんたこす

18
宇宙を語る上では、量子力学が外せない。対極であるがゆえに宇宙の壮大さを再認識させられる。同時に力の統一やミクロの世界の研究が極まれば宇宙の謎も解けるのではとワクワクする。2021/11/09

はなすけ

14
物理学の本を自分でも読めるとは驚き!なくらい面白かった。地球ができて137億年、太陽の寿命はあと50億年。物理学はいざというときに地球を救えるように日夜頑張ってるのに、人間ときたら戦争したり、ウィルスをばらまいたり自分たちで地球の寿命を縮めてどうするよ。難しい内容なのだが、学者たちにもわからない未知の部分は全部「暗黒○○」で片付けてるおおざっぱさに親しみを感じました(*´∇`*)2020/08/10

モモのすけ

8
生きているうちに宇宙の謎がどこまで明らかになるだろう。なんかワクワクする。「太陽自身が今から50億年後ぐらいに寿命が尽きます」急がなきゃ。2013/07/01

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