ハヤカワ文庫FT<br> 女王陛下の魔術師

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ハヤカワ文庫FT
女王陛下の魔術師

  • ISBN:9784150205539

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内容説明

新米巡査の配属先の上司はなんと魔術師だった!ロンドン警視庁特殊犯罪課に配属されたピーターは、奇怪な事件解決のため奔走する!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mocha

102
ロンドンを舞台に、魔術師見習いの警官が凶悪で不可解な事件に巻き込まれていく。幽霊にだまされたり、テムズ川の神様たちの縄張り争いに翻弄されたり、不思議な世界だ。魔術の初歩を教わるあたりはとても面白く読めたけど、終盤のカオスはちょっとやり過ぎでは。師匠ナイチンゲールの活躍が少なかったのと、父親との関わりが今ひとつ見えてこなかったのが残念。シリーズのために小出しにしてるのかな。次作を読めってことね。2016/04/23

藤月はな(灯れ松明の火)

44
(辛口コメントです)現在のイギリス。幽霊から情報を教えて貰った主人公は魔術師である警部、ナイチィンゲールと出逢う。しかし、題名とは反して『黒執事』みたいに女王陛下も出てこないし、科学の恩恵を戴く現在のイギリスが舞台なのに『トリ二ティ・ブラッド』のように魔術みたいに見える科学の融合みたいな現象も科学の応用も出てきません。主人公の煮え切らなさや悪霊に憑りつかれて顔が変形する過剰なグロテスクさとかもちぐはぐ。文章に効かせた英国特有ユーモアがいいだけに残念。2013/09/08

TANGO

29
図書館本。なかなかリズムに乗りきれず、何とか読了。英国、魔術、幽霊、ヴァンパイア、ちょっと変わった上司、怪事件など、割りと好きなものが織り込まれてるのに、なんか惜しい。現代英国で科学と魔術で難事件に挑む、って面白そうなのに。ドラマで見ると、いいかも。2014/06/12

寧々子

25
設定としてはすごく好みだったのですが、読みづらくてなかなか読み終わることができませんでした! ピーターが訪れる場所をやたらと事細かく説明するのが煩わしく、魔術に係わる用語も覚えずらいのに何度も出てくるのもイラつくし、なかなか状況が進展しないのも辛かった~ でも、登場人物たちが魅力的だったから、時間はかかったけど読み進めることができました♪ 事件も起きるけどミステリーとして読むよりは、ピーターが魔術の世界へ踏む込んでいく物語として読んだ方が、読み応えは増すと思った。2017/11/03

まるぼろ

21
見習い期間も終えて配属先を拝命するばかりとなっていた新人警官のピーター・グランドだったが、そんな折に発生した殺人事件の目撃者が「視える」と言う所から決定した配属先は特殊犯罪課、そしてついでに魔術師の弟子となるが…と言うお話です。面白かった…んですが、久しぶりの洋書の訳本だったせいか読了までに少し時間がかかってしまいました…w もう少し全体的に規則正しくストーリーが書かれていたら読みやすかったのですが、それでも中盤からのピーターとビヴァリーのコンビは読んでて楽しかったです。2015/03/02

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