内容説明
心の病の薬を上手に抜く方法。ベストセラー『精神科は今日も、やりたい放題』の著者が一番伝えたかったこと。薬をやめたい、なのにやめられない人、医者からやめさせてもらえない人、薬に苦しんでいる、あなたの大切な人のために……必読!!うつ病、ADHD、発達障害、不安症、PTSD、統合失調症などの、薬を使わない治療法(食事、運動、睡眠…)と減薬・断薬法、禁断症状緩和法をパターン別に紹介。
目次
向精神薬を抜くうえで最も重要なこと
精神医学の背景や思惑について
数字で見る精神医学の実情
向精神薬とはいったい何なのか
向精神薬で救われる人はいるか
当事者(患者)としての考え方
当事者家族や当事者に近い人間としての考え方
それぞれの薬の問題点
向精神薬を減量するときと一気にやめることの問題点
具体的な減薬・断薬法のケース
禁断症状を緩和するための具体的方法
精神科から卒業するための方法
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きょーこ
21
さくっと早く読んだ。何となく聞いたことがあることばかりなので。なにもわかりません、先生にお任せします。そんな患者になりたくない。自分で調べて自分で考える。2017/07/22
宇宙猫
19
★ ヒステリックに薬や医者の事を糾弾しているので引く。後ろの方の減薬の章は普通だから意図的なんだろうけど帰って信用できない感じ。2016/06/19
袖崎いたる
16
気持ちいいくらいの快刀乱麻。白黒判定からスペクトル判定への視線変更を促すと共に、精神医学の思想のブラックさを示し(著者いわく、それを一言で表すと「殺人」とのこと)、その土壌にて開発された向精神薬が如何によろしくないかを説く。そしてぼくがこの一年で「精神医学から精神分析へ」という転向をした経緯に改めて敬意を抱いた。実際のところ精神衛生上の問題における認知能力の問題にとっては著者がいうように「知識と意志の協調」に基づく自覚と学習とが重要。知識なき意志も、意志なき知識も、苦境を変革させる力を持つに至らないのだ。2016/12/18
saboten130
6
具体的な薬の減らし方まで載っている本。ほとんどないんだよな。しかし減薬は一気にやるのか、だらだら抜くものと思っていた。2014/06/21
ほわっと
6
発達障害は全て親のしつけが原因??これはいくらなんでも酷すぎると思いました。2013/06/15