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内容説明
今、企業がコミュニケーションしている相手は「素人」ではありません。 当たり前だ? たしかに。ユーザーは、ときにマーケティング担当者やクリエイター以上に商品やブランドを愛し、「自分のもの」と思ってくれています。見方によっては、身銭を切って日々使っている彼らのほうこそ、その商品のプロと言ってもいいかもしれません。 でも、ここで言いたい「素人」とは、そういうことではありません。「面白さ」や「笑いのセンス」など広告表現において、つくり手が視聴者を素人扱いすることはもはやできない、という意味です。ちょっと大げさに言えば、企業の広告宣伝や広報は、1億2千万人のお笑い芸人=玄人を相手に「ネタ見せ」をしているような状況なのです。
目次
第1章 笑いのプロからコミュニケーションを学ぶ
第2章 広告は「芸」をできているか?
第3章 「ツッコミュニケーション」とは何なのか?
第4章 日本よ、これが「ツッコミュニケーション」だ
第5章 いいリアクションを決めるために
第6章 マス広告と「ツッコミュニケーション」