内容説明
人は必ず「死」を迎えます。しかし、その迎え方はさまざまです。若くして死んだ息子、自死した母親、津波で突然に逝った姉――大往生とはいえない形で旅立った人々の死を、残された家族は嘆き悲しみますが、死者たちは、この世に生きる者が「悲しんだりせず、自分と他の人々を大切に、命ある今を楽しく生きてほしい」と望んでいます。本書は大ロングセラー『死にゆく者からの言葉』を読み、死者の呼びかけを聞いたという読者の不思議な体験談を通して、死者と生者の絆、本当の幸せを伝える感動の1冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Tadashi Tanohata
21
ベストセラー「死にゆく者からの言葉」を直ぐ買いました。その続編的な一冊です。「・・・言葉」が待ち遠しい。なんだろうかこの感覚は。不思議な読後感は。とにかく内容には触れずに読んでいただきたい。もちろん「・・・言葉」から。北海道の町の本屋さんでの10年越しのベストセラーです。 2016/01/11
銀の鈴
17
「死にゆく者からの言葉」を読んだ人に起こった様々な人の奇跡の回心についてを前半、韓国と日本の歴史と人間を後半、あとがきで東日本大震災への祈り。自殺した母親との出会いは、自殺後も人は光の中に神の手により導かれるのだと知った。遠藤周作やハンセン病が出てくる。キリスト教との縁がこの頃、深いようだ。神谷美恵子の重厚で慎しみ深い内容の後に読んだためなのか、荒廃した私の心には物足りなく感じた。病気で、誰も自分が生きていることを特段必要としていなくても、生きていていいのか、まだ、答えが出ない。2017/08/05
冨樫くんとノス
3
宗教色が強い。この手の、「体験談」ってものを読んだだけでは共感も納得もできないし、こんな風なことが起こり、人が救われるとも思えない。もうちょっと普通の体験談で死について納得させてほしい。2013/06/17
星菫
3
地獄はないのだろうか。無いといいな。感動はした。しかし、自分自身が奇跡に遭うのと、体験談を読むと言う行為とでは、雲泥の差がある。前作を読んだだけで人生観が変わったという体験も載っているが、それも一種の奇跡なのだろう。2013/05/28
みか
2
今の状況、データだのエビデンスだの、そういう事を中心に考える事が多かったので、愛に生きるとか個人のエピソードやそこから得た気付きとか、全ては愛で繋がっているとか、そっち側の話に浸りたくて読んだ。宗教というと嫌う人もあると思うけれど、『善悪様々あるけれど実は愛で全部繋がっている』という考え方を私は信じているのだと確認した。全ては必要で無駄はない。そう信じている。それを胸に今を生きよう。元に愛があるからデータやエビデンスがよめるのだから。2021/09/02
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