僕の「天職」は7000人のキャラバンになった - マイクロソフトを飛び出した社会起業家の成長物語

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僕の「天職」は7000人のキャラバンになった - マイクロソフトを飛び出した社会起業家の成長物語

  • ISBN:9784478022894
  • NDC分類:373

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内容説明

社会起業家のバイブル『マイクロソフトでは出会えなかった天職』待望の続編。途上世界の識字率の向上に尽力するルーム・トゥ・リードの物語を通して、途上世界の教育に関する現状をいきいきと伝える。また、スターバックスよりも速いスピードで成長を続けるNPO組織の運営手法は営利・非営利問わず参考になるところ大だ。

目次

一〇年間で一万カ所の図書館
大胆な目標は大胆な人を引き寄せる
一キログラムの金塊
人生の宝くじ
すべてはバフンダンダから始まった
チャレンジ・グラント・モデル―自分たちで助け合う手助けをする
バルマー主義で一流のチームをつくる
ツナミから一年
レンジローバーはいらない―経費削減戦争
ネパールのドクター・スース〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kochi

32
創設者ジョン•ウッドによるルームトゥリードの教育支援活動を描いた二冊目。設立十年目にして一万カ所目の図書館を途上国に完成させ、2015年には1000万人の子供に教育を届けることを目標としている脅威の成長スピードの秘密の一端にふれることができる。必ずしも順風満帆であったわけではなく、現地スタッフの横領や、寄付を約束しながら実行しない大富豪のミスターエックス、リーマンショックなどによる挫折経験も。人生の宝くじに当たった身として、出来ることをやろうという気にさせてくれる。2013/04/09

ごへいもち

30
ROOM TO READの創始者の2冊目。人として生まれてこんなふうに能力にもやりがいのある仕事にも進める恵まれた人生を送れる著者がうらやましい。慈善団体(という言葉は嫌いだそうだが)にも成長する企業としての経営戦略が求められるというのは納得2013/06/10

ケロコ

23
お金がある人と近い存在のジョンだからこそ、ここまで成功したに違いない。巨額のお金が動くからには良い話しばかりでもない。多くの人の手助け、裏切り、感動の繰り返しである。私にはいったいなにができるのだろう?自分の小ささを思い知らされた。2014/07/16

タックン

21
ジョン・ウッドさんによるRoom to Readの活動がどんどん広がっていく様子を綴った二冊目です。教育の原点となる、”本を読む”ということすら出来ない環境にいる子供たちが世界中にはたくさんいることが記されてあった。 教育を受けていない親は細々とした暮らしを子供たちにはさせたくなく、生活を支える以外の労働力をだしてでも、少しでも長い間、教育を受けさしてあげたい気持ちが読み取れました。日本では、当たり前の字が読める、字が書けることさえも、世界では当たり前でない事を知りました。2013/10/16

kubottar

20
今作ではお金集めの苦労について色々考えさせられる。日本では寄付をする文化(チップを渡す文化とも置き換えられるが)が無いため、いまいちピンとこない描写もあったが、アメリカでは金持ちは寄付をすることが一種のステータスどころか義務レベルになっていることがわかった。しかし、だから金集めは楽・・ではなくて、そこはNPOの本場だけあって寄付を競う団体の数もすさまじい。ジョン・ウッドさんはこれからも頑張ってマイクロソフト式にNPO界で躍進して欲しい。2013/12/12

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