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内容説明
アベノミクスは富裕層いじめである。本書では、上場会社をはじめ、医療法人、公益法人、海外法人など多数の税務や、資産家の相続税対策のコンサルタントとして、世界をまたにかけて活躍中の著者が、今後さらに本格化する日本増税社会のカラクリを、多角的な視点から読み抜く。主な内容は、富裕層に大増税では国を捨てる日本人が出てくる、富裕層に人気の「自殺ツアー」の真実、節税目的の米国不動産投資が加速する、フランスで富裕層の国外逃避が止まらない、所得税の最高税率を上げればどうなるのか、ホントは法人税はここまで下げられる、日米でこれだけ意識が違うタックスヘイブン、「金持ち優遇」とはどういうことか、アベノミクスは庶民感覚からはほど遠い、増税に隠された政府の陰謀、脱税する暇があるなら勉強せよ……など、これからの超増税社会を賢く生き抜くための知恵が満載されている。税金という視座から世界の縮図が見える。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
レーモン
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日本人のお金持ちは、海外の金持ちのように大量に流出はしないだろうとは思いますが、居心地が悪いのは確かです。税金というのは、必要な公共サービスがあり、それに見合うお金が税金であると考えられます。だとすると、不必要な部分は減らしていく必要があります。その上で、税制改正を考える余地があると思います。そうすると公務員からの失業者が増えるという問題があります。ただし、そういう人たちのために税金が増え経済が停滞する方が悪影響だと思うのです。もちろん、税率がダウンしたからって、経済がいい方向に向かう保証はないのですが。2013/07/07