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内容説明
アメリカ、ヨーロッパ、中国と、世界の主要国の経済が一斉に減速しはじめている。
政権交代し景気回復の兆しが見えはじめた日本でも、先行きはいまだ不透明だ。
世界と日本の経済は、これからどう動くのか?
本書では経済学の第一人者がアベノミクス、国際情勢、TPP、企業戦略、財政再建、エネルギー問題などの多角的な視点から「これからの日本と世界」ほ読み解く。
情報の見方、考え方が変わる一冊。
目次
第1章 「強い日本」復活に欠かせない景気回復の処方箋―「これからの日本経済」を読み解く視点
第2章 転機を迎えつつある世界経済―「国際情勢」を読み解く視点
第3章 「世界の中での日本」を考える―「経済連携」を読み解く視点
第4章 生き残るのは「変化」できる会社のみ―「企業戦略」を読み解く視点
第5章 ようやく重い腰を上げた日本の“家計”改革―「政治・財政再建」を読み解く視点
第6章 意識改革が求められる日本の電力行政―「エネルギー政策」を読み解く視点
第7章 先延ばしは許されない数々の問題―「日本の将来」を読み解く視点
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
5
新刊棚より拝借。昨夜のTVタックルでは悪いインフレをやっていた。消費が増えないと失敗である。各節のまとめに視点〇という枠組みがあり主張は明快。EUがノーベル平和賞の謎(62頁~)。民主化で社会の安定を図ってきたという意味が大きい。92頁で日本の交渉力は弱くないと指摘するが、NPOの情報からすれば違うと思う。評者はこれだけ米軍基地や原発が多数存在しているのは交渉ではなく、住民らが不利なことを呑まされてきたからだと思うが。RCEP(東アジア地域包括的経済連携 93頁)は初めて知った。著者は電子書籍6台目注文。2013/04/23
ふね
3
昨今の経済ニュースのトピックをざっくり確認できる。結局自分の経済学への理解が足りないので、こういうたぐいの本を読んでも理解が浅い気がする。本腰を入れて教科書を読みたい気持ちがありつつ…時間が工面できない…。2015/03/07
メタボン
3
☆☆☆ 経済学はあまり関与しておらず、筆者の日々思う経済状況のあれこれを徒然なるままに書きとめた、といった印象。新機軸は感じられない。ある意味「新聞」のつまみ読みだった。まあまさしく「静岡新聞」「日経MJ」の連載をまとめたものだから、いたしかたないか。2013/11/01
けんと
2
伊藤先生が新聞に投稿していた連載をまとめたものらしい。いろんな経済・ビジネスの話題を広くざっくりと2013/10/31
viceversa8
0
ギリシア「最適通貨圏」の理論、この条件の強化が重要/banking union銀行の監視や危機管理の仕組みをユーロ圏全体で統一的に行う、財政調整と人的移動が必要だがまず国家間の財政調整を強化すべき/PBは店側がリスクをとることでコストを下げ利益率をとる、小売市場の武器で一段と進むだろう/財政破綻も社会保障制度の崩壊も起こってはならない/2016/09/26