日本人というリスク

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日本人というリスク

  • 著者名:橘玲【著】
  • 価格 ¥754(本体¥686)
  • 講談社(2014/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062815109

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内容説明

「あの日」を境に世の中のルールが変わった。この不安で残酷な世界を生きるために、いま、われわれにいったい何ができて、何ができないか──? 本作は、カリスマ的人気を誇る著者の人生設計論最終決定版にして、黙示録の世界を生き抜く「新しい地図」といえる一冊。個人の抱えるリスクを国家や会社から切り離し、なにものにも縛られずに自らの人生を切り開く知恵と技術がここにある!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えちぜんや よーた

70
本書の「成分」を分析すると、次の3つの本に分解されます。 ・勝間和代 「会社に人生を預けるな~リスク・リテラシーを磨く~ (光文社新書)」 ・ロバート・キヨサキ  「金持ち父さん貧乏父さん」 ・中島義道  「私の嫌いな10の人びと」 これら3冊の本と本書の合計4冊を足し合わせると、 なんとミクロ経済学のテキストが出来上がります! それぐらい考え方が相通じる本たちです。 2013/04/22

かなすぎ@ベンチャー企業取締役CTO

13
本を読むいいことって、今の当たり前は当たり前ではないことを知ることができるってどっかで聞いたけど、本書の内容はそれに近い。日本人が当たり前だと思ってる「持ち家、会社(サラリーマン)、円、日本国」の4つはリスクだという説明をしてる。これらは、昔は信用できたものだけど、今はそうではないから、対策をしなくてはならないと警鐘を鳴らしている。自分は、筆者の考えは大好きで、自分がなんとなく思っていたようなことを、きれいに言語化してくれているので、いつものように、「うんうん、そうだよね」って思いながら、スラスラ読めた。2021/08/22

でんか

9
3.11後に書かれた本。会社が社員を守っていたり、国家が国民を守っていたのが過去になった、自分で防衛しないといけませんでという本。そのリスクを漠然と抱えているだけでは、不安でしょうがなくなってしまうので、こうしては?と。著者得意の、世界市場への投資によって、個人のリスクを国家のリスクから切り離せばよい、と説きます。また、持ち家・賃貸論がのっていますが、たしかに、3.11を経験してしまうと、すこし、考え方が変わってきた気はします。2017/11/10

Mako

6
僕たちは当たり前のように日本人であることに安心を抱いている。そうじゃない人もいるけど、ほとんどの人に危機感はない。当たり前に大学に行き、就活をして大企業を目指し、子供を作り、マイホームを住宅ローンで買う。終身雇用を信じ、頑張って働いていれば収入が増えると思い、定年まで働く。今まではそれでよかったが、これからは違う。収入や資産を一か所に集中させるのは大きなリスクだ。ポートフォリオをリスク分散型に変更し、人生を時代に最適化させよう。金融資産は円に集中させず、外資や世界株投資へ。人的資本は自分の強みに投資だ。2019/08/24

Gin

6
国家のリスクから個人を切り離すことなんてできるんだろうか。そりゃ、自由に海外に移住できるような人なら知らんけど。預金封鎖と新円切替とかやられたら、大概の人はどうにもならんだろう。金の延べ棒とか持ってても、流通性は低いしなぁ、、何より金は食べられないしなぁ。だからって皆が水源とか求めたってどうにもならんし。国の財政がいずれ破綻するとして、その後に起こることを大体把握してればそれほど怖くはないけども、破綻するなら早くそうなってほしい気がする。 (続)http://twishort.com/kVDhc2015/02/18

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