角川つばさ文庫<br> かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (角川つばさ文庫)

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角川つばさ文庫
かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (角川つばさ文庫)

  • ISBN:9784046313003

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内容説明

かのこちゃんの家の老犬、玄三郎にお嫁さんがきた! それは猫のマドレーヌ夫人。外国語(犬語)がしゃべれるおかげで一目おかれるマドレーヌと、ちょっとおかしな女の子かのこちゃんの、ちょっぴり不思議な毎日!【小学上級から ★★★】

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mariya926

98
『鹿男あをによし』の鹿男の娘であるかのこちゃん。かなこちゃんもなかなか個性的なキャラクター。猫であるマドレーヌ夫人が指しゃぶりをしていた指を噛んだ時から「知恵が拓かれます」。本当は小説で読みたかった本作ですが、児童書しかなく…でも内容は小説と同じであることを読友さんが教えて下さり読みました。絵が可愛すぎますが、私の中でマドレーヌ夫人はもっと知的な猫のイメージです。ファンタジーですが、猫の恩返しもあったり、心がほっこりするストーリーです。結局マドレーヌ夫人はどうなったのかな?2018/12/20

りゅう☆

64
小1かのこちゃん宅に猫のマドレーヌと老犬の玄三郎の夫婦がいる。指しゃぶりを辞めれたかのこちゃんは知恵が啓かれたり、鼻てふてふすずちゃんとふんけーの友になったり。そんなある日マドレーヌ夫人が猫股の話を聞いたら突然かとりさんになってしまった。なんとも不思議な体験。楽しいな、可愛らしいなだけじゃなく、かのこちゃんは別れを経験します。マドレーヌ夫人と玄三郎の夫婦愛には毎回泣かされます。かのこちゃんの成長にも感動。来年1年生になるマゴちゃんも最近歯が抜けたり、ウンコ柱立ったことあるわ~笑。可愛らしい挿絵にほっこり。2025/08/06

秋製 

29
ゲリラ豪雨の中、かのこちゃんの家にやってきた一匹の野良猫。マドレーヌ夫人と玄三郎夫婦、かのこちゃんの、一年ちょっとの間の日常の話。よくある動物ものとはまた違い、ちょっと不思議でホンワカとしつつも、別れの悲しみはそれだけではないと優しく教えてくれるような読了感のある話でした。2013/10/11

Nobuko

20
図書館で予約していたので、受け取ってビックリ。これは子供向けに出版されたものでした。中身は万城目ワールドそのままでしたが、挿絵や不必要なルビがやはり、「雰囲気」を損なっているのは否めない。奇想天外なストーリー展開と、ちょっとホロリとさせるシーンはさすが、万城目作品。子供にこの作品の本当の面白さはわかるのかしらん。2013/12/20

64

12
児童書。ほんわかした気持ちと、あったかい気持ちになった2016/12/18

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