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内容説明
老いのメカニズムがついに解明された! 老化の原因は炎症、ならば「老化」は治せるのだ。すでに医学の世界では、炎症の治療法・治療薬の研究が進んでおり、「老化」はもはや治療可能な疾病なのだ。炎症と老化の関係に早くから着目し、早老症、老年症などを治療・研究してきた著者がやさしく解説する最新の「不老の医学」。「老化」を治して若返るための生活術も。現代人、必携の書。【目次】はじめに 老化学に新しい知見/第一章 老化イコール炎症という新方程式/第二章 不老の妙薬?/第三章 夢の「抗酸化剤」は老化を抑制できるか/第四章 老化は予防できる/おわりに 老いの意味を自問する/参考文献
目次
はじめに 老化学に新しい知見
第一章 老化イコール炎症という新方程式
第二章 不老の妙薬?
第三章 夢の「抗酸化剤」は老化を抑制できるか
第四章 老化は予防できる
おわりに 老いの意味を自問する
参考文献
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シュラフ
25
人生は80年と思っていたのだが、いつの間にやら100年時代になっている。なぜ20年も延びたのかと不思議に思っていたのだが、この本を読んでみて納得。「成人病胎児期発症説」という、胎児期の母親の健康状態が成人病の発生を左右するという学説。衛生環境の改善、医療技術の進歩および子供時代の炎症の発生の減少などから長寿が増えたという。さらに科学的には人間の寿命は120歳まで延びる可能性もあるという。感覚的には、老化とは身体の経年劣化によるもの、というのが分かりやすいが、老化とは炎症という病気によるものだという。2017/11/11
akane_beach
11
私は最近周囲に120歳まで生きると宣言している(笑)。やはり生物学的にはヒトの寿命は遺伝子によってそのくらいまで設定されてるらしい!自信ついた。「老化=炎症」。大小の炎症の積み重ねで老化が進む、というのは私も常日頃感じていた。ストレスがかかると、ストレスタンパク質が発生し、その結果、細胞レベルで炎症を起こすとのこと。納得。しかし「老化=病気」→治せる、という説は違和感ある。まぁ学説は研究者に任せて、一般人にできることは、生活習慣を整えて、ストレスためないことかな。加えて睡眠・運動・栄養。天寿を全うしよう。2017/12/13
のぶひこ
6
「とりあえず100歳までは生きたい」とか思うようになったのだけど、すでにいろいろポンコツ化してきた我が身が心配になって慌てて読んだ。 きっと未来には腕や足をサイボーグ化できて、なんなら自分の記憶や考え方をデジタル化して遺せる世の中になると思っているので「ま、いっか」などと安心してお酒を飲み倒すの巻。2018/01/22
Hirohito
6
老化は炎症によって進行するので、それを抑えることにより老化を遅らせることができるという。具体的には、ストレスを減らし、栄養を取りつつもカロリーを制限し、筋力を保つよう運動する。その他にも豊富な知識を紹介してくれていた。個人的にはもう少しまとめ、もしくはストーリー性みたいなものが欲しかったかな。ちょっと過剰タイトルでは?つられましたが^^;2013/06/28
青雲空
5
老化とは酸化であり炎症。特効薬はまだ無く、腹八分目、激しくない運動と、ストレスをためない生活をし、塩分や糖分を控える。 当たり前のことが一番難しい。2024/09/11
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