内容説明
Google元名誉会長と話題の高校生アプリ開発者、半世紀もの年の隔たりのある二人がこれからのIT、ビジネス、教育、英語など、熱い議論を交わす! 次世代を担う人全員必読の衝撃の書。
目次
第1章 デジタルとアナログのはざまで―ITについて思うこと<br/>第2章 さよならスティーブ・ジョブズ―ITの過去・現在・未来<br/>第3章 “スーパー中学生”風雲録1―iPhoneアプリが僕の人生を変えた<br/>第4章 本当の能力はどうやって培われるのか―日本とアメリカのエリート教育の違い<br/>第5章 “スーパー中学生”風雲録2―Ustream、SNSが広げたネットワーク<br/>第6章 二一世紀を生き抜くための英語―なぜ、英語が必要なのか<br/>第7章 進路相談―求めるものはアメリカにある?<br/>第8章 決断―僕は人の心を動かすものを作る
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
酔拳2
33
中学生で iPhoneアプリを作ったTefuさんと元Google副社長の村上さんの対談が中心。これからの子供たちはネット、スマホ、キャッシュレス等当たり前で、ほんとのデジタルネイティブなんだろうな。我々が思いもつかないことが常識になっていくんだろうな。すごく効率的なじだいになるんだろうな。テレワークのようにいままで、存在したけど定着しなかったものが、コロナであっという間に定着することもある。コロナ対策で、非効率な常識が改善されたのはよかったな。 Tefu=てふ=蝶=チョウさんなんだろうと思ったらあたった。2020/11/04
baboocon
15
数年前にiOSアプリを作って有名になった中学生がいたのは憶えているけれど、そのスーパーIT高校生ことTehu(テフ)くんとGoogle日本法人元会長の村上憲郎の対談。中学生でアプリを作っただけにガチガチのコンピュータオタクかと思ったら意外にもバランスのとれた考え方に驚かされた。対談相手の村上憲郎さんの方がバリバリの米国かぶれで、会話もうまく釣り合いがとれていた感じ。教育のあり方については日本はもう限界に来ているのかなあ。できる2人だけに一般人にはそのまま受け容れられない部分も多いが、いい刺激を受けた。2013/06/19
栞@生きた屍
11
創造力のつくり方…というよりも、教育の話が中心。しかし、日本教育の問題点を的確に議論されており、とても共感できる面が多かった。また、私が想像していた“Tehu”とは異なり、様々な視点を持っており、私と同じ思考をしているところが多い。「手元に“モノ”がないと、買った感じがしない」この言葉は読メに登録している人の大半は共感するはず。2014/08/15
ヨータン
8
こんなにすごい高校生が日本にいるんだ!と驚きました。彼のような優秀な高校生はドンドン突き抜けて欲しいな。それから日本社会は彼を潰さないで欲しいな。それにこれだけITに卓越しているのにアナログも大切にしていたり、エンタテイメントに興味を持ったりと人間らしいところもあって、ほっとしました。2013/08/28
プラス3
5
やっぱり教育制度をどうにかしなきゃいけないよね。それは政治の仕事なんだけど全然期待できないし・・・。一部の私立を除けば、個人でやるしかないか。あとTehuくんの同級生のエピソードがおもしろかったw。やっぱ灘ってすごいわ。2013/03/30