内容説明
現代人は頭でっかちになりすぎて心身のバランスが崩れているから鬱病や自殺が起こる。自然界の生物たちに学べば、自由で楽しい生き方ができるはずである。生物学の知見を引用して池田流の生き方論・幸福論を展開する
目次
第１章 怠けのススメ（人は怠けるようにセットされている 働くことが嫌いな人は社会の潤滑油になっている ほか）
第２章 「死ぬ」から人生は楽しい（死と引き換えに生の楽しみはある 現代人の草食化は都市化の影響か？ ほか）
第３章 人は正しく生きられるか？（「あなたには無限の才能がある！」というウソ 「努力は報われる」という信仰は捨てたほうがいい ほか）
第４章 「いい人」にわざわざなることはない（激動の時代を上手く生きるのは男より女である 人生に生きる意味などない ほか）
第５章 「成功」の本当の意味（日本人の不安はどこから来ているのか？ 「成功」しているけど、成功していない人 ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さおり
26
ほんまでっかの時の池田先生が好きなので、試しに読みやすそうなのを選んで買ってみました。TVのイメージそのままでした。なにごともくよくよと気に病むタイプの私は、もう少し楽に生きた方がいいんだろうなと思ったけど、そもそもそうできるならしてるしなぁ。2014/01/19
魚京童！
20
キライだな。2014/08/31
マル
8
フジテレビのほんまでっか？！TVのレギュラーを務めている、昆虫学者の池田先生による著書です。皮肉の混じった池田節が本書でも炸裂しております。池田先生は一度、車を運転していて大事故を起こし九死に一生を得たことを知りました。車とともに崖から落ちたそうですが、下が水面だったため衝撃が少なく、なんとか車から抜け出し、崖を自力で登って、近くの民家に助けを求めたそうです！それが40歳前だったとのこと。まさに奇跡ですね‼️虫や動物の世界を比較して、いまの日本社会がどれだけ不自然かということを面白く説明してしてくれて2016/08/20
あこ
7
「擬態が上手い人は世渡り上手？」での例えには思わず笑ってしまった。池田先生のお話聞いていたら楽しい時間を過ごせそう。2016/10/10
K K
6
うーん、大好きな『オスは生きてる無駄なのか』の池田さんだけど、つまらなかった。ひろさちやわ養老孟司さん読んでも感じますが、年金が余裕で出る世代の方々には我々が感じている怒りはわからないだろい。受験戦争に振り回され頑張って名門入ったら今度は就職難、年金出ないし無駄に長生きするけどひとまず食いぶちつなぐためには”頑張ら”なきゃいけない。最近の自己啓発には私もうんざりしているし疑問を感じてますが、この本も”池田教”みたいな、別アングルの説教になっていないか？同様の主張では桜井章一の方が何百倍も素晴らしい。2017/02/02
