角川SSC新書<br> プロ野球 もうひとつの攻防 「選手vsフロント」の現場

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角川SSC新書
プロ野球 もうひとつの攻防 「選手vsフロント」の現場

  • 著者名:井箟重慶
  • 価格 ¥838(本体¥762)
  • KADOKAWA(2013/09発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784047315990
  • NDC分類:783.7

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内容説明

元オリックス球団代表が、フロント業務の実際を紹介する。フロントは、ドラフト、トレード、契約更改、MLB移籍、外国人選手獲得、そして戦力外通告などのチーム編成業務を司る。だが、これらの業務がどのように行なわれているのかは、あまり伝えられることがない。それを、イチロー、長谷川滋利、田口壮ら選手、そして仰木彬監督などとのやりとりを交えながら具体的に紹介していく。スポーツ新聞の記者も立ち入れない、プロ野球のもうひとつの戦いの場である。知られざる選手と球団の関係を伝えることで、よりプロ野球を楽しめるように努めた一冊!

目次

第1章 選手vsフロントの攻防―契約更改・MLB移籍・外国人選手らとの交渉現場(契約更改と年俸決定のメカニズム MLB移籍を望む選手たち ほか)<br/>第2章 チーム編成に関する攻防―スカウト会議・トレード・監督招聘の現場(新人選手獲得へのスカウト活動 トレードによる即戦力選手の補強 ほか)<br/>第3章 球団経営をめぐる攻防―無駄の削除・観客増員・優勝の収支の考察(古き慣習の打破と観客動員策 優勝すれば収入は増えるか)<br/>第4章 プロ野球界の改革―進むべき8つの道の提言(一軍40人枠+ファームの実現―選手契約の改革 「二軍」と「独立リーグ」の一元化 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kaz

15
知っているようでほとんど知らないプロ野球フロントの話。激変していった90年代のプロ野球。「あの時はそういうことがあったのか」という内容が盛りだくさんで楽しめました。そういえば、グリーンスタジアム神戸には、何度も足を運んだなあ。2017/01/22

あらあらら

13
球界の裏話よかったです。イチローのおかげで成功者としてやれてるんだろう。しかし、今のオリックスはどこに向かってるんだろうか2015/12/05

百鉄

11
映像・書籍を問わず、プロ野球を扱った作品は数多くある。しかし、そのほとんどが選手に焦点を当てた物である。本書のように球団フロントに焦点を当てた物は、珍しいように思う。僕が長年疑問に思っていた「年俸に総額予算があるか?」「優勝したら収入は増えるのか?」という疑問も解決した。他にも普段知る事の無い、契約更改やドラフト会議や監督人事の裏側を知れて興味深かった。選手は良い意味でも悪い意味でも子供であり、フロントは良い意味でも悪い意味でも大人なのだと思う。2013/12/27

シロー

9
元オリックス球団代表、井箟さんの著書。五十歳にして米国丸善石油副社長の椅子を捨ててまでプロ野球界に身を投じただけあって野球への愛情とパ・リーグへの誇りが伝わる。こういう人にこそコミッショナーになってもらえば良いと思うのだが某オーナーの目が黒いうちは無理だろうなぁ…2017/01/22

くりのすけ

6
プロ野球のフロントの業務内容が整理されて書かれておりわかりやすかった。説明も丁寧であり、野球に興味がなくても理解できるであろう。特に、どのように契約更改が行なわれているのかについてはなるほどと思った。イチローや長谷川、田口とオリックス黄金期を支えた人物についても、垣間見れる一冊だった。2016/02/27

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