「あの世」と「この世」をつなぐお別れの作法

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「あの世」と「この世」をつなぐお別れの作法

  • 著者名:矢作直樹
  • 価格 ¥1,144(本体¥1,040)
  • ダイヤモンド社(2013/02発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784478024157
  • NDC分類:490.15

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内容説明

「死は終わりでない。新しい生命への旅立ちである。旅立つ魂を見送る臨床医の温かいまなざしの書。」『置かれた場所で咲きなさい』の著者、ノートルダム清心学園理事長渡辺和子先生推薦!「死後の生」があるからこそ、逝く人にも、送る人にも、なすべき大事なことがあります。医師として大勢の死に逝く場面に立ち会い、時に他界(あの世)の存在をかいま見て理解した生と死の意義。誰もに必ずいつか訪れるその日を、どう迎えるか。あなた自身が死を意識するようになった時、あるいは、あなたの大切な人の死を、意識せざるを得なくなった時、そして、大切な人を亡くしてしまったあなたにも、知っておいてほしいことがあります。30年以上、医師として常に死と向き合う現場に身を置き、常識を超える幾多の現実を体験して理解した、魂や「あの世」の存在の可能性と、それを理解したからこその、「お別れ」に関する逝く側、送る側それぞれの、なすべき大事なことを紹介します。人に「死後の生」が存在することが理解できると、あなたの生きる、今、この瞬間の捉え方が変わります。お別れは、亡くなった方を弔う儀式であると同時に、あの世への感謝の気持ちを表現する場であり、さらには生きている私たちが新しい明日を始めるための区切りなのだと感じます。

目次

第1章 お別れは必ず訪れる(死が不幸であるという誤解 「この世」と「あの世」をつなぐ三つの原則 ほか)
第2章 逝く人の作法(自分史を書くことで自分も癒される 伝えておくべきことは書き残す ほか)
第3章 送る人の作法(現世の卒業生に敬意を払う 逝く人との「歴史」を振り返る ほか)
第4章 幸せなお別れを約束する言葉(言葉は相手を救い、自分を救う 「ありがとう」深い感謝を伝え、意識と思考を変える ほか)
第5章 「あの世」を知れば、「この世」がわかる(あの世はこの世と似て非なるもの 亡き母が教えてくれた、あの世の様子 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アイスマン

16
余命いくばくかの人に「最期に行きたい場所は?」と尋ねると「思い出の場所へ行きたい」との答えが多い。 大切な人の思い出の場所を把握しているだろうか。 本人の死後、家族からこんな後悔の念が聞かれる場合も多い。「無理をしてでも連れて行ってあげれば良かった」と。2018/09/26

シンプル

10
第4章の「幸せなお別れを約束する言葉」がよかったです。お別れに限らずこれからの人生に改めて意識して心を込めて使って生きたい言葉がたくさんでした。ありがとう。助かります。おかげさまで。大丈夫。やってみたら。それでいいんですよ。何とかなる。いただきます。など••なかでも「またね」の「また」に込められた3つの再会の解釈にぐっときました。それから「幸せでした」は伝えた相手の生きる活力を増大させる言葉とか。確かに言われたらそれこそ幸せだろうと。自分自身そう言えるそう言い切れる日々を過ごしているか?考えさせられました2014/07/05

黒木 素弓

9
東大附属病院救急部の先生の本だから、死に関する現実的な『作法』を書いた本だと思ったら、意外や意外、とってもスピリチュアルでした。たくさんの死を看取っている先生だからこそ感じる“人間には計り知れない存在”そして“魂の存在”。とても興味深く読みました。何気なく買ったこの本との出会いは、まさに今、必要であったと思います。今のうちに、愛する娘たちに手紙を書いておこうと決心しました。第4章の「幸せなお別れを約束する言葉」は、死に面している人でなくても日常的に使えるとても優しい言葉集です。ぜひ活用したいと思いました♪2015/10/03

にゃおにゃお

4
なんともわかりやすい。 いろんな本で知ったことの集大成でした。 自分もいずれは迎えるこの世とのお別れを きちんとできるように、日々精進していきます。2019/06/17

ゆき

3
ここのところ、矢作さんの本を何冊かまとめて読んでいる。 個人的には、死ということにはまだ実感できることがとても少ないのだが、送る方も、やがて来る逝く自分自身にも置き換えて考えることが大事なんだと思った2015/06/23

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