- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
「あの人についていきたい」と思わせる秘訣はどこにあるのか。リーダーシップの第一人者であるマクスウェルが、「カリスマ性」「情熱」「洞察力」など、リーダーに不可欠な21の資質を説く。マクスウェルの集大成にして世界中で1300万部を売り上げた不朽のバイブル。
目次
「人格」―リーダーシップとは、人びとに自信を与える人格のことである。
「カリスマ性」―人と接するとき、相手に好かれるようにふるまうのではなく、相手が自分自身を好きになるようにふるまえばよい。
「不屈の精神」―夢想する者ではなく、実行する者になる。
「コミュニケーション能力」―コミュニケーションの達人は、複雑なことを簡単にする。
「能力」―能力は言葉を超える。
「勇気」―勇気は、他のすべての資質を保証する。
「洞察力」―賢いリーダーは、聞いたことの半分しか信じない。洞察力のあるリーダーは、どちらの半分を信じればいいか知っている。
「集中力」―あらゆることを上手にできる人間はいない。不思議なのは、上手にできることが多少はあるという点だ。
「与える心」―名誉とは、その人が「与えたもの」に対する報酬である。
「独創性」―問題を丸く収めようとして、自分の経験と確信を否定してはならない。〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しん
31
リーダーシップとは具体的に何かがわかる本だった。部下から敬愛されているリーダーの共通点を分析し、21項目にまとめている。この21項目は全ての偉大なリーダーが実践している法則である。それぞれ、実在の人物の例をあげて具体例が書かれているので、とても説得力がある。僕自身、考え直さないといけないと感じることもあったし、もう一度読み返して、実践したい部分を抜き書きしたいと思った。リーダーシップとは何かを学ぶには、とても良い本だと思う。2017/12/08
はな
22
仕事の立場での心得を学んだ。実践的には識学を実施していく感じか。自分を律し、常に学ぶ姿勢、向上心、コミュニケーション能力をあげる…。2024/04/28
リン
9
殿を務める強さと、何があっても折れない精神力が大事…というのが、本書の主張だと解釈。 もちろん、周囲から慕われるコミュニケーション能力であったり、ルール作りや自己管理など当たり前のことが羅列されていたが、これを体現し続けることがどれだけ難しいのか計り知れない。 強い精神力はどうやれば身につくんだ?精神力を身につけるより、「消耗せずに強くい続ける」ことが大事な気もする。日々妥協しないことももちろん大事だが。2024/06/24
pinevillageKNG
9
リーダーとして求められる資質を21の法則に分け、色んな視点から過去の事例を紹介しながら語り尽くす本。 一つひとつ、心に刺さる視点が多い。日々忙殺される人生の中で「大切にしなくちゃ」とチェックリスト的に使用するのが良い本だと感じた。元気になる言葉がたくさんである。 なかでも「憐憫は、人間が持ちうる感情の中で最も貴い。それに対し、自己憐憫はおそらく最も醜い」という言葉が自分には一番響いた。 「自分は哀れだ」と悲しむ暇があったら、情熱をもって未来に取り組むべきである。2021/01/24
solaris
9
高尚なタイトルに負けない良書だと思います。リーダーシップ論の世界的な古典というだけある。21ある章で、どの視点もクリアで明確な言葉で書かれている。「人の上」が指すレベルが高い。第一章から「人格」。これに尽きるのでしょう。弱い人格のリーダーには誰も付いていかない。でも最初から強いリーダーもいない。この人に付いていきたい思わせる力・希望を与える力、成功する人は人の善なる部分しか見ない、常に相手を10点満点の人間と思う、これらは口で言うのは簡単だけど、なかなか厳しい。経営に携わる人なら必読書。2019/10/23