内容説明
誰もが抱えている心残りや後悔。 失ってしまった昔の人間関係を取り戻す勇気をくれる奇跡の実話。 出しそびれた手紙、失ってしまった大事な人との絆、果たせなかった約束――。 日々の生活に追われる中で取りこぼしてきてしまったことはもう修復不可能なのか。 雑誌の編集長として仕事一筋の生活を続けていた著者(リー・クラビッツ)は、 ある日突然リストラにあう。 自身の来し方を振り返るなかで気付いたのは、 忙しさにかまけて自分がこれまでいかに大切な人との関係にいい加減だったかだ。 職探しをする代わりに1年かけてその不義理を償い、関係を修復しよう。 そう決めた著者は30年来の借金を返済し、 言えなかったお悔やみの言葉を伝え、 消息不明の叔母を見つけ、 守れなかった約束を果たす。 10の「やり残した人生の宿題」を果たすなかで彼が気付いたものはとは……。 本書は、誰もが抱えている心残りや後悔、 失ってしまった昔の人間関係を取り戻す力を与えてくれる実話です。 最初は1通のメール、1本の電話をかけるのも躊躇することでしょう。 本書の著者もそうでした。 でも、気まずさを捨て、勇気を出せば奇跡は起こります。 長年の肩の荷を今こそ下ろして、人生で一番大切なものを取り戻しましょう!
目次
職を失って気づいた、やり残した「10の宿題」―「人生の宿題」リストを作ってみよう
十五年間、音信不通の叔母を探して会いに行く―大切な人と再会する日
娘を失った友人に言えなかったお悔みの言葉を伝えよう―家族や友人と喪失の痛みを分かち合う
三十年以上前に借りたままになっている六百ドル。彼は許してくれるだろうか―後ろめたい気持ちを乗り越える
9・11以来、気がかりだったパキスタン人のルームメイト―自分の人生を生きるということ
僕をいじめたアイツをずっと憎んでたんだ―仕返ししたいという気持ちはどこから来るのか
高校時代の恩師にどうして「ありがとう」を言えなかったのか―死んだあとに思い出して欲しい自分像を考える
意外なところにあった、父と叔父の関係修復の糸口―家族の不仲を解決するためにできること
仕事を口実に行かなかったお葬式―いつだって別れは突然やって来る
陽気なマットは偏狭な原理主義者に変わってしまった?―自分とはちがう道を選んだ人から学ぶこと
難民キャンプで少年と交わした約束を今こそ果たそう―できないことを約束して宿題を抱えてしまわないために
感想・レビュー
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はふ
takao
だんだん
チヒロエル
jp1bxx