内容説明
第1回「ありがとう大賞」大賞受賞作品。「生きものってね、0から生まれて、100になって、また0に戻ると思うんだ」突然7歳のアッコちゃんの家にやって来た子犬、リトル。その日から、リトルとアッコちゃん、お父さん、お母さんたち家族の、長くて短い9年間が始まった。新しい家族、リトル。アッコちゃんの「おねえさん宣言」。日々繰り返されるリトルとアッコちゃんのバトル。初めて見るもの、聴くものに、目を輝かせるリトルとアッコちゃん。でも、そんな幸せな日々は長くはつづかなかった。リトルが病に倒れてしまい……。 犬は家族にとって、単なるプラスαではない。家族の心の中に棲んで、一人一人を変えていく。リトルという犬を通して、アッコちゃん、そして両親までもが成長していく姿を描いた感動作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
rusie
1
あっという間に読み終えた。愛犬を亡くしたばかりだったけれど,これを読みながら,犬と暮らすということを考えることができた。感謝してます。2013/04/29
フクミミ
1
ひょんな事から7歳のアツコちゃんの家にやって来た黒ラブのリトル。 ペットの方が人間よりも早く大人になり、やがて死を迎えてしまう・・ストーリーは お約束というか、鉄板なのですが、それでもやはり最後はじんわり。 ワンコがくれる愛情はまっすぐでいじらしいですね。2013/04/03
Iso
0
ペットがいたことはないけれど、いるとこんな気持ちになるんだなあ。2013/07/28




