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内容説明
■内容紹介
福島原発事故から2年。日本中のすべての人が「被曝」してしまいました。
これから何が起こるのか――その現実から目をそむけてはいけません。
96歳、広島原爆で「被爆」した反骨の医師による渾身の提言。
未曾有の東京電力福島第一原発事故発生から2年が経過。福島原発は今も放射性物質を放出し続け、その毒物は日本全土にとどまらず世界中に広がっている。すべての人の体内に放射性物質が入り込んでしまった現実をどう受け止めるべきか。放射線による被害をこれ以上増やさないためにできることは何か。広島原爆で被爆した医師が、放射線と闘いながら生き抜く方法を大胆に提言する。
■著者紹介
肥田 舜太郎(ひだ しゅんたろう)
1917年、広島市生まれ。1943年、日本大学専門部医学科卒業。1944年、陸軍軍医学校卒。軍医少尉として広島陸軍病院に赴任。1945年8月6日、原爆被爆。その直後から被爆者の救援・治療にあたる。6000人以上の臨床体験を踏まえて「原爆ぶらぶら病」と呼ばれる症状や、低線量内部被曝の影響に関する研究にも携わった。全日本民主医療機関連合会(全日本民医連)の創立に参加。全日本民医連理事、埼玉民医連会長、埼玉協同病院院長、日本被団協原爆被爆者中央相談所理事長などを歴任。1975年以降、欧米を中心に海外渡航32回延べ37か国で被爆の実相を語り、核兵器廃絶を訴える。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スパ郎
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福島原発事故により放射性物質が日本全土に広がってしまった今、日本人において被曝は対岸の火事ではない。知らないうちに誰もが被曝者となる一億総被曝社会となってしまった。それを頑なに否定し続ける日本政府。この被曝も防げない、政府も対策を取ってくれない状況下では個人個人が自分の身を守らなくてはならない。政治家も一般市民と同じ人間であり、被曝は起きる。しかし、なぜ彼らは原発や核武装から離れようとしないのか。老い先短い命で自分には放射線被害が少ない事を良い事に、目先の利益に走っており地球は摩耗していく。2016/11/15
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