内容説明
「僕」は絵を描いて暮らすマイペースな四十路のおじさん。ひとり暮らしを満喫していた日々が、1匹の仔猫と出合った時から一変した。恐る恐るミルクを飲ませ、腕の中で眠りにつかせ、少しずつ成長するマロの姿を見て、「僕」の心に新しい感情が……。「ほぼ日刊イトイ新聞」連載中「ブタフィーヌさん」などで知られる著者が描いた、ほのぼのとしてやがてホロッとくるメタノンフィクションコミックス!
目次
ねこのこえ
ねこのはは
ねこよさらば
ねこのせわ
ねこかわい
ねこそだつ
ねこにむちゅう
ねこにならう
ねこねこねこ
ねこをかんさつ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まるる
16
あーもうね分かり過ぎるくらい分かる!!『可愛すぎ 脳の中から 何か出た』とかね。出るんですよドバーッってね。猫に限らず小さな命に出会って大切に育てている人ならば同じ気持ちだと思う。可愛い絵と俳句で愛猫への思いを綴ったホンワカじんわりエッセイマンガでした:*:・(*´ω`pq゛2013/08/15
びびとも@にゃんコミュVer2
12
お気に入りさんの感想を読んで、ゲット!あぁ、なんて率直な愛の話だろう。特に子猫期の話は、うちもこうだった、そうだった(私も半年左手をカワイコちゃんに捧げましたので…マニュアル書きなのに(笑)。)というのを懐かしく思い返して、ドバーミンが出た。添えられた俳句も、どれもステキ。2013/05/27
ひなにゃんこ
8
★4 大好きな猫写真エッセイ『あすナロにっき』シリーズのたかしまさんによる猫漫画。あすナロにも漫画が入ってて「漫画だけで出ても欲しい」と思ってたら本当に猫漫画も出た! ただ、漫画としてはちょっと高いんだよなー、ということで今回は古本屋さんです…あすナロ新作が出たらちゃんと買います(^_^;) 内容としては、一応フィクションなんだけど、多分ほぼたかしまさんとナロのエピソードが元ネタだろうなー(笑)。温かいものが体内に「ドバーッ」とか、一緒だもん(*^m^*) いい大人の男が猫にメロメロなのがいいよね♪2013/05/20
tenso_h(堀川てんそ)
7
小学校一年の時だったか?夕方家に帰ったら誰も家にいない。30分かそこらの不安だったはずだが永遠に感じるのが子供。思わず側にいた当時の飼い猫を捕まえて抱き寄せた温もりを忘れない。大きくて暖かいトラ猫。ヤツはあんまり長生きじゃなかったけど、私にとっての初代チビの思い出薄れず。二代目は17年、三代目チビは21年も生きた。あんな自分勝手で気まぐれな生き物になんで人は癒やされるのか(癒やされるんだよ)。『猫俳人』なんだねこの漫画。でもオッサンのかわいがり様はまさに『猫廃人』。2013/03/04
けちゃ
4
ねこあるある本。「ひとりには なりたくないし したくない」なんて、作者もそーとーな猫好きです。私も、猫といると、脳内で知らず知らずに一句詠んでいそう。2013/08/15