角川文庫<br> アバター

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角川文庫
アバター

  • 著者名:山田悠介
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • KADOKAWA(2014/12発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041006900

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内容説明

クラスで一番地味な阿武隈川道子は高校2年生で初めて携帯電話を手に入れる。クラスを仕切っている女王様からSNSサイト“アバQ”へ強制的に登録させられた道子だったが、その日から日常が一変。地味な自分に代わって分身である“アバター”を着飾ることにハマっていく。やがて超レアアイテムを手に入れた道子は学校の女王として君臨し、自らサークルを立ち上げてアバターで日本を支配しようとし始めるが――!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

せ~や

47
終始なんだかつまらなかったです。なんというか…滑稽だなという感想。SNS内のアバターを通じて、地味な主人公が世の中を支配していくという話ですが、アバターひとつや、アイテムがレアかどうかひとつでここまでなるか!?となんだか滑稽で仕方なかったです。承認欲求もここまで来ると、浅ましいなと思うけど、世に言う「インフルエンサー」ってこういうのだろうなとなんだか現代のSNS事情を見てるよう。最後の終わり方までなんだか滑稽でした。学生間の流行の移り変わりの早さと順応性が怖い。☆0.52022/09/06

美雀(みすず)

36
元々ゲーム系が苦手だ。その立場から読んでもなかなか面白かった…という感想は不謹慎だろうけど。ゲームサイトを試しにやったことあるけど、登録だけは無料で後はプリペイドカードでアイテムを購入なんてねぇ。世の中良く出来てるなぁって思った。でも好きな人は好きなんだろうなぁ。高校生で携帯持ってないと仲間外れになるって…。世の中怖くなった。2014/11/16

いずむ

22
とても悲しい、”現代”で”現実”。欲望の姿が明確になれば、人はこんなにも純粋で残酷になれるのに。なぜ見つめてるのが画面の中の自分なんだろう。データベースの中に理想像を作り上げて、着飾らせて彩って憧れて。現実の自分には虚無を纏わせて。きっと、誰だって変身したい。ボクだって変身したい。欲しいモノは沢山ある。だけど、それは『モノ』だけが欲しいんじゃない。自由が欲しいんだ。誰に媚びるためでもない、自分自身が本当に好きなモノに囲まれている。そんな生き方が欲しいんだ。欲望を映し出す”もう1人の自分”なんて、要らない。2013/04/04

イズム(清瀬泉夢)

10
イマイチです。設定も雑、構成も雑、オチも雑。物語として成り立ってない部分も多く、いつもながら終わりにいくにつれて駆け足で、ペース配分がおかしい気がする。前半は説明くさくて、後半はただ駆け抜けるだけで何も残らない。ホラー要素もあまりなく、恐怖も感じませんでした。もう読むことはないかな?2016/09/12

sawa@てゃん໒꒱· ゚

9
だいぶ前に読んだ。(多分冬休みより前)のめりこむって私もやらないとは限らないから怖いな。おもしろかった。2018/03/16

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