内容説明
血管内治療とは何か? 多くのがん患者と向き合ってきた、血管内治療の第一人者が語る、がん治療の最前線からのレポート!
血管内治療:カテーテルを使った治療法で、高度な技術と経験を要することから、施術をする医師の数は限られている。がん腫瘍にピンポイントで薬を投与することから、副作用を抑えられ、治療は基本的に日帰りで入院の必要がない。海外からも治療を受けに訪れる人はたえず、「打つ手はない」と宣告された患者を数多く救ってきたが世間での認知度は現在非常に低い。
目次
第1章 がんへの新しいアプローチ(血管内治療のクリニカET がんの成長・転移は、血管を通して起きる 血管内治療の手順 ほか)
第2章 血管内治療にたどりつくまで(自習体質のはじまり 父は電通のサラリーマン 隣室の大森監督を見て、医者になろうと決めた ほか)
第3章 血管内治療の現在と課題(ブラックジャックのような出張治療と「包括医療」 どのようにして、病院の壁はこえられたのか? 異なるシステムでやっているスタッフとチームを組むことで、学ぶこともある ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やいとや
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読んだ動機は母親が膵臓癌になり、この本の著者の治療を受けているから。それ故、希望的観測に則った読書になるのは宜なるかな。インタビューを纏めた本なので大半は軽妙に読めるが、面白かったのは同業の医療従事者へのインタビュー。出来る事出来ない事の線引きが矢張りシビアで、引いた視線が興味深い。奥野先生個人のバイオは自身の治療法の紹介がメインなので当たり障りのない話に纏めてあるが、これなら無くても用は足せる感が強い。だが治療法は理にかなっていると思うので、それをより深く理解出来たのは有り難い。2021/02/11
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