内容説明
ケイトは最初、自分の耳を疑った。村にある発電所に新しい所長がやってくる。所長の名はジェイク・ハーヴィー。2年前、ケイトが別れた夫だった。いいえ、離婚手続きを終えていない以上、彼はまだ私の夫。ロンドンの家を飛び出してのち、ケイトはヨークシャーのこの地で友人とクラフトショップを経営し、自立の道を歩み始めていた。新しい所長を歓迎するディナーパーティーのホステス役を頼まれ、気楽に引き受けたものの、まさか相手がジェイクだとは思わなかった。しかも彼はケイトの名を聞き、彼女が誰か知ったうえで出席するという。今さら何のつもり? ケイトは夫との再会に一歩も引く気はなかった。■1984年に書かれたP・ジョーダンの未邦訳作品をお届けします。今回がいよいよ最後の新刊となります。多くの読者を魅了した、ロマンスの醍醐味あふれる小説の世界を心ゆくまでご堪能ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
麻琴
1
コミック雑誌のペニー・ジョーダン特集に影響されて久々にペニー作品読むかとまとめ買いした本の一冊。個人的に全く好きでない作品。ハーレクインに反核だ非武装だなんて話求めてない。☆0というかマイナス無限大2015/04/26
くろうさぎ
0
ペニー・ジョーダン最後の新刊!夫婦再生物。しかし、この少年には、しっかりと更正を・・・・。犯罪ですから・・・。2013/07/01
MOMO
0
ケイトちゃんときたら、すぐにジェイク君の魅力にフラフラとなるくせに、きわっきわで<何をやってるの、私ったら!!>みたいな感じで拒絶モードに突入、哀れなジェイク君をスンドメ・お預け状態に陥れることを繰り返すのよ。で、自己憐憫に陥られるんだから、読んでる方としたらたまったもんじゃぁないわ。もっとも、意地悪お邪魔虫さんのせいで、しっかりやきもちを焼く羽目になったし、ジェイク君との仲を壊すような記事を書かれたり、不良少年に襲われたりと、けっこうテンコ盛りに大変な目にあっており、そこらはちょっと同情2013/04/11