芸人交換日記 - イエローハーツの物語

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芸人交換日記 - イエローハーツの物語

  • 著者名:鈴木おさむ
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 太田出版(2013/02発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784778313548
  • NDC分類:913.6

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内容説明

☆2013年3月 映画公開記念!
電子書籍でしか読めない、スピンオフ・ストーリーが収録されています!


ふたりでひとつの夢を分かち合うことの、喜びと苦しみ......。
親友とも夫婦とも違う、「お笑いコンビ」という絆。

結成11年目、いまだ鳴かず飛ばずのお笑いコンビ「イエローハーツ」。
これまで、コンビの今後について真剣に話すことを互いに避けてきたふたりも、気がつけば30歳。
お笑いに懸ける思いは本気。でももう後がない。だから何とかして変わりたい。
そう思ったふたりは、「交換日記」を使ってコミュニケーションを取り始めた。
お互いの本音をぶつけ合うために――。

カリスマ放送作家・鈴木おさむだから描けた、売れない芸人たちのリアル青春物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シブ吉

54
三十過ぎても芽が出ない、甲本と田中のコンビ、「イエローハーツ」。ネタは面白いが、弱小事務所の為かパッとせず、後輩芸人に追い抜かれて焦りの日々。ある日、甲本が田中へ宛てた一冊のノートから、思わぬ人生の歯車が回り始めた・・・。売れっ子芸人はほんの一握り。名も知られないまま、歯を食いしばって頑張っている芸人が大勢いる。この本は、その、大勢いる芸人をモデルにした物語。放送作家として、芸人を近くで見ている筆者だけあって、日記を通して伝わる、業界の厳しさと、生き残っていくことの大変さ、そして、二人の絆に泣きました。2013/02/20

Rs

47
あまり涙が流れるほどは泣かない私だが、学生時代TSUTAYAで何気なく借りた映画「ボクたちの交換日記」ではボロ泣きした。以来お気に入りの映画だったのだが、先日、舞台「芸人交換日記」について触れられたオードリー若林さんのエッセイを読み、今更ながら原作を読むに至った。ラスト以外原作に忠実に映像化されていたため、読んでいてまるで映画を見返しているようだった。考え方、生き様が格好いい人は多くいるが、普段人を笑わせている芸人さんだからこそ、格好良さが際立つと私は思う。若林さんの解説素敵。舞台もいつか観れたらいいな。2021/08/23

やっちゃん

29
芸人って特殊ですね。仕事って大抵チームか個人でするもので、ずっと2人だけって普通の人にはできない経験。結婚とも違って結果出さなきゃいけないからギスギスするのもわかる。でもなんか羨ましい。ブロッケンJr.の名言「ふたりというものはいいものだ。楽しい時は2倍楽しめる。そして苦しい時は半分で済む」を思い出した。2021/10/15

さおり

27
私も夢を諦めた。それは、目指すまでは夢だなんて思わなくて、当然の権利で義務だと思ってたこと。でも、それが「夢」になり、そして「叶わぬ夢」になった。そんな私には、このお話は慰めであり、希望でもある。私は誰かのためではなく、もうどうしようもなくなって諦めたけれど、諦めた先の人生が真っ暗ってわけじゃない。次のステップは、もう始まっているものね。おさむさんに感謝。解説の若林さんにも、感謝です。2013/06/12

へーた

24
日記形式で甲本と田中のやり取りが交互に続いていきます。字が少ないのでサクサク読めます。甲本にイライラするところも多々ありましたが、最後は涙でした。若林さんのあとがきも良かったです。2017/03/27

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