小学館101新書<br> 経済の自虐主義を排す 日本の成長を妨げたい人たち(小学館101新書)

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小学館101新書
経済の自虐主義を排す 日本の成長を妨げたい人たち(小学館101新書)

  • 著者名:三橋貴明【著】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 小学館(2013/02発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784098251568

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内容説明

経済にはびこる自虐主義者こそ真の敵だった!

国民経済の目的は「世を經(おさ)め民を濟(すく)う」ことである。そのために政府はあらゆることをせねばならない。やっと安倍政権が成長路線に大きく舵を切ったが、なぜかくも長い間、政府は本気でデフレ対策をせずに国民を苦しめ続けたのか。また政府にデフレ対策をしないよう提言してきた官僚、学者、評論家、経営者の何と多いことか。著者はこの状況を「実は経済にはまだまだ自虐史観がはびこっているのです」という。彼らは中国、韓国を実態以上に賞賛し、「コンクリートから人へ」「公的年金は必ず破綻する」「安倍路線では必ずハイパーインフレになる」「少子化、人口減少で日本はもう経済成長しない」などと事実も論理も無視して日本を貶め日本人から元気を奪おうとする。そして、決して経世済民に有効な対策を提示しない(できない)。もし彼らが本気で自説を信じるなら、日本から出て行った方が良いだろうに、日本にしがみつく。著者は「最近ハッキリわかったことは、経済にはびこる自虐主義者が私の真の敵である、ということです」と言い切る。この本は、国民に害を成す「経済の自虐主義」を明解に説明し、彼らを実名で徹底論破する快書である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

27
日本経済は成長しないとか、国債が1000兆円となり、日本はこのままでは破綻するから消費税を上げなければならないといったミスリードが行われる。 そもそも日本の国債は国民の借金ではなく、政府の債務であり、自国通貨で発行されたものであるから、お金の供給量を調整すれば良いので破綻はしない。 これがギリシャのように対外債務としての借金との違いである。 デフレから脱出するためには経済成長が必要だ。そこまではあっているが、建設国債を発行して、公共投資を増加させるというと猛反対する。そろそろ、自虐主義からの脱却が必要だ。2019/08/24

さきこ

5
三橋貴明のいつもの主張。ブログとほぼ同じ内容。 三橋さんの言っていることは分かりやすく筋が通っている.特に「国は企業ではない,儲かる事業こそ民間がやればよい」というのは目から鱗.「地方主権」に対する指摘も納得. しかし,本人が嫌っているはずのレッテル貼りを自身でやってしまっている.「自虐主義者」達と正々堂々戦ってほしい。 2013/02/07

さきん

4
日本人は反省する余りに悲観的な結論に至り、期を逸する傾向が経済においても存在することを感じた。もちろん、さまざまな課題に危機感を持つのは大事だが、冷静な判断、行動が必要である。2015/07/01

masa

4
読み終えて感じるのは、タイトルの付け方のうまさ。この本で言いたいことは、このタイトル「経済の自虐主義を排す」という言葉が十分に言い表している。今度はここで叩かれている側の人の主張を読んでみたい。2013/11/01

Riopapa

4
三橋氏の主張はいろいろと読んだり、聞いたり、見たりしているので、かなり理解し、納得もしているのだが、なぜこんなに分かりやすい話を聞こうとしない人たち(特に民主党の政治家)が多いのだろうと不思議に思っていた。自虐史観という言い方でストンと落ちた。政治と同じだったのか。2013/02/22

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