内容説明
「どうして勉強しなきゃいけないの?」「なぜスカートの丈を短くしたら叱られるの?」「『いじめ』はなくならないの?」「僕らの生きている『世界』って?」「『死ぬ』のはどういうこと?」中学生諸君!テツガクシャ校長が一緒に考えます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とん
14
先日、ネッ友と哲学について話したタイミングがあって。その会話が忘れられなかったので哲学の本を読んでみようという気持ちになりました。今まで哲学にこれといった興味はなかったのですが、読んでみたら面白い。今まで自分がモヤモヤ考えてた事って哲学のジャンルに分類されるのかもなー、と。色々発見があったので、また話したいな…2023/08/22
Shori
2
10章が印象的。決して経験できない死に漠たる恐怖を感じるのはなぜなのか。筆者はこう示唆する。死を怖いと思うことの奥に隠れていたのは、きみがきみであることの代わりのきかなさ、かけがえのなさを前にした戦慄だったのじゃないか。こういう発見があるから読書は、考えることは、やめられない。"ひたすら歩め"。2013/02/17
いかすみ
1
慶應義塾中等部長だった著者が、中学生に向けて哲学を語る本。哲学とは哲学者のためのものではない。それは歌がプロの歌手のためのものでは無いのと同様である。常識のような当たり前と考えられていることを、不思議に思い、「なぜ」と問うことが哲学のはじまりなのだ。そう言った意味で、哲学は「アウトサイダー」=外部の眼を持つ必要がある。ところで、慶應義塾では「自由」を尊ぶそうだが、著者の言う自由は厳しいものである。それは本能に従わずに、また世間のメガネで世界を眺めるのではなく、自己決定しなくてはならないのだ。2025/04/20
きのみ
1
わたしからすればくどいなぁと思ったけど、中学生にはウケるんだろうか。一応、紹介しよう。2014/05/26
芸術家くーまん843
1
「どうして勉強しなきゃいけないの?」「なぜスカートの丈を短くしたら叱られるの?」「『いじめ』はなくならないの?」「僕らの生きている『世界』って?」「『死ぬ』のはどういうこと?」中学生諸君!テツガクシャ校長が一緒に考えます。2013/03/18