統計学が最強の学問である - データ社会を生き抜くための武器と教養

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統計学が最強の学問である - データ社会を生き抜くための武器と教養

  • 著者名:西内啓
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • ダイヤモンド社(2013/04発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784478022214
  • NDC分類:417

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内容説明

あえて断言しよう。あらゆる学問のなかで統計学が最強の学問であると。どんな権威やロジックも吹き飛ばして正解を導き出す統計学の影響は、現代社会で強まる一方である。「ビッグデータ」などの言葉が流行ることもそうした状況の現れだが、はたしてどれだけの人が、その本当の魅力とパワフルさを知っているだろうか。本書では最新の事例と研究結果をもとに、基礎知識を押さえたうえで統計学の主要6分野◎社会調査法◎疫学・生物統計学◎心理統計学◎データマイニング◎テキストマイニング◎計量経済学を横断的に解説するという、今までにない切り口で統計学の世界を案内する。------統計学によって得られる最善の道を使えば、お金を儲けることも、自分の知性を磨くことも、健康になることもずいぶんと楽になるだろう。だがそれはあくまで副産物である。統計リテラシーによって手に入る最も大きな価値は、自分の人生を自分がいつでも最善にコントロールできるという幸福な実感なのだ。(「おわりに」より)

目次

第1章 なぜ統計学が最強の学問なのか?
第2章 サンプリングが情報コストを激減させる
第3章 誤差と因果関係が統計学のキモである
第4章 「ランダム化」という最強の武器
第5章 ランダム化ができなかったらどうするか?
第6章 統計家たちの仁義なき戦い
終章 巨人の肩に立つ方法

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

439
まさに統計学の基礎的なことを扱っていた。この手の本がこんなにうけるのも驚いた。職業上統計学を使うことがたまにあるが、とても分かりやすく勉強できた。サンプリングの有用性が特にわかってきた。また別の本も読んでみたい。2016/07/16

ehirano1

241
現象を数字化してその数値に「意味があるのか(=偶然なのかそうでないのか)」を問い、未来を予測したり新しい仮説を立てたりでより「真値」へ近づこうとする。こんなの楽し過ぎます!2022/03/06

takaC

210
ちょっと回りくどい感じもするがとてもおもしろかった。しかし一番印象に残ったのは「1杯の完璧な紅茶の淹れ方」だったりするけど。2013/08/07

absinthe

200
面白い本です。でも、教科書として使うには技術的な説明が少なすぎます。実践編も出ているので、技術的な内容はそちらも併読したほうがいいでしょう。 ルービンとローゼンバウムの傾向スコアの話が出てきます。「タバコを吸うと肺がんになる」も、統計的に因果関係を立証出来るかもしれないと主張しています。 --- 数学って、とても美しい。数学って、どこか自然に出来あがった物のようで人が造った物の気がしない。統計学は人工物にしか見えない。けなしたいわけではないけれど。

Kawai Hideki

181
前半は統計学の持つチカラを見せつける数々の歴史的逸話の紹介が面白い。しかし、中盤から中途半端な統計学の入門的な説明に。後半は「統計にも色々宗派があって、お互い話が通じなくて困ったもんだ」的な話になってしまって残念だった。統計学入門ならもっと分かり易い書籍が山ほどあるし、宗派の話は俯瞰的でニヤリとするところはあるものの、駆け足すぎてだからなんだといったところ。最後の論文の探し方と読み方の解説は良かった。統計学ってすごいから、統計リテラシーを身につけるためこうしよう、という話にすれば良かったのになあ。2014/11/14

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