女性経営者が明かす ラブホテルのぶっちゃけ話

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女性経営者が明かす ラブホテルのぶっちゃけ話

  • ISBN:9784883929023

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内容説明

ラブホテルを経営していると話すと、「オーナーは楽でしょ」とか「セックス産業って儲かりそうだよね」などと食いついてくる人がいる。かくいう私も最初の頃は「楽して、儲かって、ウッシッシ」と思い描いていた。
だが、オーナー兼店長としてとある海辺のラブホテルを取り仕切ることとなった私を待ち受けていたのは、己の欲望に忠実すぎるお客さまたちが巻き起こす、ちょっとエロくてカオスなトラブルの日々だった。
従業員をプレイに巻き込むお客さま、盗撮を警戒しているのか部屋中のリモコンや装飾を破壊するカップル、あまりにも○○すぎる大人のおもちゃ、監視カメラに写る覗き魔との戦い…。
本書は、欲望渦巻くラブホテルのディープな出来事と、オーナーだからこそ知り得たラブホテル業界の裏話をまとめた1冊である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まさきち

12
ラブホテルの裏側を垣間見れたのも面白かったけれど、それ以上に世間にごちゃまんと溢れているご奇特なというか、厚かましい方々にびっくりさせられ、いわゆる常識とやらは何を表す言葉なのか?と思わざるを得なかったです(-_-;) そういう意味で町田康さんの「外道の条件」に通づるものがあるのかと。2013/02/25

ただぞぅ

9
ホテル経営問わず店舗を構えて商売する大変さをまざまざと痛感。唯一の従業員が休み、ワンオペ72時間働き詰めなど、ブラック過ぎる働きぶりに絶句。ネオンが輝く華やかな見た目とは裏腹に過酷な現実と人間の欲望が渦巻くディープな裏話が描かれた一冊。競売にかけられた海が近いラブホテルの経営に手を付けた著者。毎日が「波乗り三昧!」なんて夢物語。荒波と化した汚れたシーツやカオス化した部屋にもまれていく日々。24時間年中無休に休日などない。ふと愚痴や文句を言いながらも毎月必要最低限の給料を貰える会社勤めの有り難さを感じた。2023/05/14

Daisuke Oyamada

4
本書は脱サラしラブホテルオーナーになった女性の、日々の苦労話や仰天エピソードがたくさん描かれています。 あまり居ないとは思いますが、これからラブホテル経営をしようと思っている人には、必読書となることでしょう。笑 基本的には、コソコソと出入りする場所なので、情報についてオープンになっているとはいえないラブホテル。そのへんの裏事情というか、客として体験するだけでは感じ取れないであろう、題名の・・・ https://190dai.com/2022/10/15/ラブホテルのぶっちゃけ話-阪井すみおまお/2022/10/14

ぱんぷきん

4
珍客奇客ネタそのものより、ラブホテル経営者の視点から語られているのが個人的に良かった。ラブホテルは儲かると思っていたのだが、裏事情を聞くと利益率は良くなく、とても手をだしたい代物に思えない。一時期あったラブホテルファンドが軒並みダメになったのも本書を読んでみると納得できる。性産業や、そこに従事する人間のいい加減さが見えてくるので、そのあたりを改善した経営をしたらどうなるのだろう?とか考えながら読んでしまう。風俗ネタを読みたい人より、ラブホテル産業や、その経営に興味がある人向けの一冊と言える。2017/07/23

アスカ

3
おもしろかった。別に下ネタとかじゃなく、常識ない人々のおかしな言動とか、経営の裏話とか。人ってこんな厚かましくなれるのね~なんだか恥ずかしいね。2014/12/30

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