内容説明
なぜ、あの事件は起きたのか? どうしてこうなったのか? それは時代を古い方から順に読んでも、その原因はなかなかつかめません。時代を新しい方から逆に読んでいけば、歴史の「なぜ?」がスッキリわかってきます。たとえば、「イラク戦争(2003年)の発端はイスラエル建国(1948年)が原因」「日中戦争(1937年)の遠因は義和団事件(1901年)にあった」「大英帝国の衰退(1902年)は南アフリカ戦争(1899年)が契機となった」「フランス革命(1789年)は火山の噴火(1783年)が原因で起きた」など、歴史を逆から読むことで、因果関係や歴史の流れを決定づけたターニングポイントがよくわかってきます。本書では、現代から古代へとさかのぼることで、歴史の因果関係を浮き彫りにしていきます。図版・写真が満載、目からウロコが落ちる情報も満載の一冊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Syo
14
逆さ日本史は良かったなぁ。 で、こちらは逆さま世界史。 難しい。 そもそも日本1ヶ国だけでも 大変なのに世界の歴史なんて。 まぁ、タイトルと まとめだけでも 勉強になりそう。 って、なってへんのかぁ〜い。2017/03/02
むとうさん
6
世界史の教科書というと大体人類の誕生→オリエント世界から始まって…という風潮に異を唱えるべく書かれた本…というと大げさだが、トピック毎に結果→原因という順番で解説することで、歴史の因果関係、大きな動きを見やすくしたいという意図の本。ヴェルサイユ体制が第2次大戦を引き起こしたといったよくあるものから、フランス革命は火山噴火が原因だったといったチョット珍しいものまで。特に因果がハッキリしている近代以降に関してはこういった整理の仕方は良いね。高校世界史の教科書がこうだったら…という想像をしてみたり。2013/07/30
Masato Hayakawa
3
世界史を現代から過去に遡る歴史本。2018/05/31
菅原 亮介
2
近現代からさかのぼって読む作業は新鮮であった。1冊で世界史を概観しているので、取り上げている歴史事象が少ない気がする。しかし、スカスカな印象を補う形で参考図書を項目ごとに記載しているので、より深く知りたいときに読書案内として使える。2013/04/11
Yuri Mabe
1
図書館で何気なく借りてとてもいい本だったので購入。逆さまの名のごとく、ある時事問題の原因は何か、ではその原因は何か、とつなげて理解できるのは結構新鮮で頭の中の歴史の整理になる。各項目のヘッドラインと冒頭を読めば概要がわかるのもいい構成だと思う。2019/09/30
-
- 電子書籍
- Love Jossie 月光浪漫~異世…
-
- 電子書籍
- <デジタル週プレ写真集> 杉本有美「密…
-
- 電子書籍
- ストーンエイジCITY - アダム再誕…
-
- 電子書籍
- もちもちの神様 4巻 花とゆめコミックス




