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内容説明
従来ありがちな前向き・ポジティブ路線の自己啓発書の「逆」を行く、「OKラインメソッド(目標は低くして、小さな成功を積み上げて自信を得る)」で年間1200件のメンタルトレーニングを指導している著者が、「しなくてはいけないこと」を「やりたいこと」に変える、気持ちの整理術を公開。
目次
第1章 向上心は「そこそこ」あれば成功できる(“完璧な準備”にこだわり過ぎて、本番がうまくいかない 反省ばかりで進歩できない ほか)
第2章 平常心じゃなくても大丈夫(つねに冷静でいようとして、実力が発揮できない 実力があるのに、本番に弱い ほか)
第3章 ポジティブシンキングをやめよう(ポジティブシンキングなのに、うまくいかない なかなかイメージ通りに仕事ができない ほか)
第4章 「ラクをすることに対する罪悪感」を乗り越えよう(子供につい当たってしまう親 いまの自分の実力を認められない ほか)
第5章 モチベーションをムリに上げるのはやめよう(「元気がない」と言われることを苦にしている いまの仕事にやる気が出ない ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Pirocchi
22
同じくけっこう前に読み終わってた。内容は大事だけど、初めて出した本の方が情熱があるような気がする。良くいうとゆとり、悪くいうと緩んでる。でもメンタルの技術の説明はこちらの方が断然上。最初のしぼりすような情熱と、今の技術を融合されたものがあるといいな。2015/12/30
デビっちん
16
再読。自己啓発書が大好きな人は一読の価値ありです。根拠のないポジティブシンキングによって自分の感情にフタをするのではなく、ありのままの自分を見て、その感情を受け入れることが自己肯定感の向上につながります。ネガティブな感情とのつき合い方も学べました。2020/08/07
なっしー
14
自分が確実にできることにOKラインを設定する。確実にできることを積み重ねることで得られる自己肯定感が重要。できない自分にきちんと向かい合うことで重要で、ムリに自分自身にできると思い込ませることではない。努力することで満足するようになってしまったら、義務感のようなものをモチベーションにすることからいつまでたっても抜け出せない。大切なことは、遠くにある目標の達成ではなく、いまの自分ができることを積み上げることでモチベーションを確実に育てていくことである。2021/11/11
デビっちん
9
再読。最近、自分への期待感が上がっていた。周囲が望む目標のラインではなく、自分が確実に達成できるこにOKラインを設定する。意識しないと他人の評価や常識によって、無意識にハードルは上がってしまう。「自己否定感」よりも「自己肯定感」を持って取り組むほうが、望む結果を出すことができる。確実にできることにまでOKラインを下げ、低くした目標を確実に超えることで、自己肯定感をたくさん得よう。タイムラインを引いて、短いスパンで未来の自分をシミュレーションしてみよう。いつもポジティブでいるの、疲れません?2015/09/30
ぱんにゃー
7
ネガティブな人がこの本の読んで「いい本だなぁ」と思ったらポジティブな人ですよね。あまり、ネガとポジ、良いと悪い、成功と失敗。とジャッジしていくと居場所がなくなってしまう危険性があるのでは。 著者が本当に言いたいことは「ありのままの自分を受け入れる」というところだと思いました。2013/03/05