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内容説明
伊勢神宮は何を目的に造営されたのだろうか? 『日本書紀』によれば、第十代崇神天皇が宮中で祀っていた天照大神を宮の外に遠ざけ、東の果ての伊勢神宮に祀ったという。霊威に圧倒されたというが、天照大神は恐ろしい神なのだろうか? 正殿床下にある「心の御柱」の存在から伊勢神宮の「二重構造」に着目し、隠された天孫降臨の真相に迫る!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こぽぞう☆
2
持統天皇と藤原不比等による陰謀論はまあね。蘇我氏=出雲勢力、物部氏=吉備勢力というのは私にとっては新しい視点だった。2015/10/17
ドドイツ
2
興味深い話なのですが、情報量が多すぎてボンヤリした読後感。古代のキラキラ&DQNネームにもウンザリさせられました。2015/10/09
カツ
1
面白かったけど、複雑でややこし過ぎる。なんとなく自分なりに理解したのは、天照大神は持統天皇であり、伊勢神宮で祀られているいる本神は猿田彦大神であろうという事かな。何回か読まないと理解できないな。2018/09/04
Hagiwara
1
ユダヤの失われたアークとか、キリストの十字架だとか、卑弥呼とか…まぁ、今までも色々伊勢神宮に結び付けたがる論客はいたわな。今度はスサノオ…というか昔からあったな、この説。尽きないな…伊勢の神すり替え論。2016/08/10
Eiji
0
天照大神は本当に女神なのか?伊勢神宮にじかに参拝した天皇は、神宮が整えられた七世紀から明治維新に至るまで、なぜ、持統天皇と明治天皇のお二人だけなのか?宮中で祀られていた天照大神が、三輪山山麓で祀られた後、なぜ伊勢の地に遷られたのか?・・・などなど、様々な謎を解いていくのが本書。「日本書紀」「古事記」ともに、同じ事柄でも表記が異なり、その後の権力者によってかなりの改竄がなされていると言われてはいるが、その真相を知る由もない。2009/09/15