講談社現代新書<br> 世界史の中のパレスチナ問題

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講談社現代新書
世界史の中のパレスチナ問題

  • 著者名:臼杵陽【著】
  • 価格 ¥1,265(本体¥1,150)
  • 特価 ¥885(本体¥805)
  • 講談社(2015/03発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062881890

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内容説明

なぜ解決できないのか?難問の構造を歴史から読み解く15講。この一冊で中東問題のすべてがわかる!第1部パレスチナという場所、第2部列強の対立に翻弄されるユダヤ人とパレスチナ人、第3部「アメリカの平和」の終わりと始まり、という3部構成。パレスチナが2012年11月に国連総会で「国家」として承認されたが、イスラエルとアメリカという紛争当事国と関係国が認めていない以上、これ以上の進展は見込めないのが現状。(講談社現代新書)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

1.3manen

25
パレスチナはオスマン帝国統治下以来、史的にシリアの南部地域と位置づけられてきました(29頁)。アラビア語を話すユダヤ教徒はパレスチナ問題の本質で重要(40頁)。ユダヤ教徒はキリスト教徒と市民として平等(145頁~)。社会主義シオニズムの物質的な表現として創出されたのがユダヤ人集団農場(157頁)。避難民の故郷への帰還は事実上不可能(236頁~)。イスラモフォビアという社会現象(336頁~)。ガザのトンネル経済(352頁~)。ガザとエジプト間。千以上のトンネル。2015/01/26

風に吹かれて

23
 パレスチナはどういう場所なのか、列強の対立のなかでユダヤ人とアラブ人はどれほど翻弄されてきたか、様々な視点からわかり易くパレスチナの歴史を学ぶことができる。  ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の関係は、何を読んでも私にはわかりづらいのだが、「ユダヤ教徒の聖地での復興がキリスト再臨の前提」とのことで、ユダヤ教とアメリカの宗教右派福音派に宗教上の共通性があるのだそうだ。イスラエルのシオニズム活動へのアメリカの強い関心が理解できたような気がする。 →2024/02/12

21
一読しただけでは、複雑すぎてなんともかんとも…。現状もそうだもんなあ。教科書にするべく書かれたということで教科書っぽく、とっつきづらい気もする。千畝さんのビザ問題、えげれすもパレスチナへの移民を禁じ、ユダヤ人への土地売却を禁止したせいで、日本占領下の上海のみが当時のユダヤ人にとっての唯一の避難場所だったとのこと。…要するに全部えげれすのせいってことでよろしいか。1934年には満州へ5万人のユダヤ人移民計画=河豚計画(…なんでこのネーミング)もあったとのこと。本筋のパレスチナ問題は後何冊か読んでみるわ…。2021/08/20

Francis

20
5年間積読していた本。内容がとても良かったので400ページ以上の大著にもかかわらず、数日で一気読み。私が今まで読んだパレスチナ問題に関する本はマルクス主義やイスラム主義に影響された多かったのだが、この臼杵さんの本は割合にバランスの取れた書き方で好感が持てる。イギリスがバルフォア宣言でユダヤ人国家を認めたのは当時のロイド・ジョージ首相が反ユダヤ主義者だったから、などこれまで知らなかった事実を知ることも出来た。2018/06/15

suma2021

11
パレスチナ問題を歴史背景から現代の国際政治情勢まで網羅した新書です。約10年前に書かれたので昨今の問題を紐解くヒントとして読むには良いかと。 エジプト和平合意やオソロ合意など何度か解決に向けた助走はあったが、合意の当事者が暗殺されてることが、パレスチナ問題の根深いところ。PLOとガサ地区との分断もあり、政治的決断が民衆の意識とアンマッチになっている。3枚舌外交のイギリスからアメリカにプレゼンスが変わっても世界的国際情勢の変化やアラブ諸国内の思惑などの問題が重層化されており、解決までの道筋は困難だと思える。2024/01/03

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