花福ねこ日記

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花福ねこ日記

  • ISBN:9784781607917

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内容説明

人気ブログ「花福日記」は、実在のお花屋さんが描く、可愛くて面白い4コマ漫画。 ブログのマンガが人気になる先駆けのような存在です。でも、実はこの「花福日記」が人気だったのは、漫画の内容が面白いこともひとつですが、花福ご夫妻が飼っていた猫、「直角」の存在が大きいのです。 その直角が2010年暮れに他界しました。ブログには200を越えるコメントや、くるねこさんの描き下ろし漫画などで追悼され、直角がとてもたくさんの方に愛されていたことがわかりました。 今回は、4コマではなく、純粋にマンガで、直角と花福夫妻の出会いから別れまでの日々を綴って行きます。大切なペットが「老いる」。それは誰もが避けられない事実。別れは誰にでもやってきます。時には介護が必要な時もある。この漫画は、直角との物語であるとともに、ペットを飼うたくさんの人にとっての物語なのです。

目次

直角くんが来た日
恋に落ちて
ちよ坊は15歳
知らないにおい
家族認定
猫窓がきたよ
夜のパトロール
ミケ子と直角
直角の兄弟
直角の家出
幸せのおとずれ
直角よ、君はどこの子?
直角ベッド大作戦
こざる探偵
おいしいご飯
ちょっとずつ、ちょっとずつ
ごはんいらない
まだまだきっと大丈夫
ありがとう

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tomokazu Kumada

26
ブログで描かれている「花福日記」の4コマとは違い、2010年に亡くなった飼い猫「直角」との日々を作者こざるが2年かけて書き下ろした、花屋「花福」を営む店長とこざるが直角と過ごした日々を綴ったコミックエッセイ。話は店長が子猫の直角(500円)と出会った頃から始まり、店長がこざると結婚し一緒に暮らすようになり、直角が亡くなるまでを描いた作品。猫好きの方なら是非読んで欲しい1冊です、2013/02/09

じょり

10
コンビニで衝動買い。ほのぼのマンガと思っていたら、最後はお別れの話だった。まあ、先にいってしまうので、いつかは迎えることなんだけど、直角は大往生だったんだろうな。2013/12/04

さすらいのアリクイ

9
著者の花福さんご夫婦と飼い猫直角との出来事が描かれたマンガ。花福さんのウチにやって来た直角は来たときすでに15歳。花福さんになつき、布団の中に入ってきたり、サンダルの上におしっこしたり、逆に花福さんが外で直角のあとを追いかけてみたりと楽しそうな日々。昔猫を飼っていたのでうらやましい光景。しかし直角も徐々に好きな場所に登らなくなり、ごはんも食べなくなり…。このあたりの描写はやっぱりつらい。そして直角とのお別れ。花福さんは直角が大好きだったのだろうなと。直角は今でも花福さんの他のマンガに出てきたりします。2018/10/25

留吉

6
共に暮らした時間、楽しかった時間をくれてありがとう。その言葉に尽きるよね。店長さんが「ゆっくり休めよ」と言ったところで涙ぼろぼろでした。2013/02/09

なっつん

5
独特の感性があるねこざるさんって。四コマじゃない分表現が豊かになっていて見応えがあった。ちよちゃんおじいちゃんでもかわいいな~ミケ子さんの顔で寝るとか超笑った!やっぱり最後は号泣。店長さんも最期看取りたかったろうなぁ。こうやって描いて貰ってちよちゃんがまたいろんな人に愛されていくのが供養になるんじゃないかと思う。2013/03/04

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