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内容説明
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ジェットエンジンは30万点を超える大量の部品から構成され、複雑なシステムを高度な技術で制御しており、科学技術の粋を集めた最高水準の工業製品でもあります。本書ではジェットエンジンが担う仕事から、歴史、基本、システム、計器、運用まで解説します。
目次
第1章 ジェットエンジンの仕事
第2章 プロペラからジェットエンジンまで
第3章 ジェットエンジンとは
第4章 ジェットエンジンを動かすシステム
第5章 ジェットエンジンの計器
第6章 ジェットエンジンの離陸から着陸まで
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
モリータ
9
◆2013年刊。著者は元ANA勤務でボーイング727,747の航空機関士だった航空解説者。ジェットエンジンの仕組みについて、プロペラ(レシプロエンジン)との違いや、補機を含む各システム、計器などから詳しく説明。物理が苦手だった私には導入部分が一番キツかったのと、6章の離陸から着陸までの操縦のところはあまり興味が持てなかったが、吸入・圧縮・燃焼・排気のサイクルや、遠心式圧縮機と軸流式の違い、ターボファンエンジンのしくみなどはよくわかった。2021/02/14
Nobu A
8
中村寛治著書初読。13年刊行。ジェットエンジン関連書3冊目。本書が一番分かり易かった。理由は比較文体。自動車の原動機に対して航空機の発動機。エンジン故障時、車は直ぐに停車出来るが、飛行機は不可能。車に詳しくはないが、自動車教習所で一応エンジンの仕組みは習ったので具体的にイメージしやすかった。加えて筆者は航空機関士30年のキャリアを持つ。各項目潤沢な図柄の解説付き。飛行の原理は乱暴に言えば風船と一緒。得心。今後飛行機に乗るが楽しくなる。ただね読了後すっかりと言わずともかなり忘れている。まあそれは他も同じ。2025/02/26
風鈴
6
小説読むのに、疲れてますので、手に取りました。こうした科学系は感情移入しなくて済むので。2018/05/29
Sugh
4
ジェットエンジンの仕組みより操縦室がどうなっているか,どう操縦するかがメイン。補機類の説明も書かれていたのは面白かったけど,肝心のエンジンの説明はやや難しめ。2017/08/17
ヒコ。
4
前半はターボファンエンジンの仕組み、後半は飛行機におけるエンジンの運用が中心。安全に関してとにかく自動化するエアバス系、手動部分を多く残すボーイング系という違いがある。ターボシャフトエンジンやスクラムジェットの話はないです2013/07/09




