内容説明
食は、文化をあらわす。ラーメンは、九州の文化をあらわす!博多で伝説となったラーメン屋台「ゆげ福」の息子で、愛称「ゆげ福」こと弓削匠は、行方不明になっている父を探し求めながら、探偵業を営んでいる。人探しから替え玉受験、窃盗事件、そして幼なじみの警察官が容疑者となった取調室の密室殺人事件。ゆげ福は幼いころから築いたラーメン哲学と郷土愛で、さまざまな事件を解決していく何度も美味しいミステリ短編集。(講談社文庫)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hnzwd
33
探偵ゆげ福シリーズ第二弾。元ラーメン屋の息子である主人公が謎を解決しながら、影に蠢く巨悪と戦うという短編集でありながら、一大長編の形も取っているというちょっと変わったスタイル。一話ずつも中々良い出来。謎の真相に大きく近づき、、期待大の最終巻?へ。2015/11/11
るっぴ
23
西村健作品、初読み。福岡出張が最近多いため、手にした本。博多ラーメン屋台「ゆげ福」の息子弓削匠の話。屋台、ラーメンの情報満載で楽しめた。マルタイラーメンとんこつ味の食べ方は、是非試してみたい。2017/12/02
じょみ
9
今回も引き続きラーメン愛あふれる人たちが活躍します。屋台のラーメン食べに行きたいです。2013/01/30
きょん
8
お久しぶりの「ゆげ福」シリーズ。読んでるとホントにラーメン食べたくなりますね。失踪した父親の謎もいよいよ佳境か?次が最終巻みたいですが、なるべく早く読みたいなあ。2013/01/31
みくに
7
腐れ縁が面白かったから長編読みたいなと思ったら元々長編書く人なのね。続きも確か図書館にあったから借りよう。2019/11/26