内容説明
無機質な空の色、物理法則に逆らった奇妙な建物。見知らぬ街で、気がついたら私、淡路なつみは殺戮マシーン(仮)と対峙していた。ペットのクワガタと戯れていただけなのに、なんなのもう!訳もわからず走る。ここはどこで、どうして私はこんなところに?思い返そう。2016年7月21日――やりなおしたくてたまらない、私の人生最低の一日を。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
9
動画サイトでの大人気楽曲を元にしたボカロ小説。 原曲の世界観を再現しつつ、意図せずタイムスリップしてしまったドジ少女の成長物語としても楽しめる一冊です。電波ソング=カオス一辺倒みたいなイメージを良い意味で裏切ってくれる終盤の展開が素敵。自分も、出来るならばあらゆる不幸も幸福もありのまま受け止められる人生を送りたいものです。2013/05/20
ぷりけ
7
息子からの借り物。面白いと思うラノベを貸してくれ!と言ったら、これを渡してきた。1時間くらいのアニメで見てみたいな。ボカロの曲らしいが、まだ聴いていないw2016/06/28
琉歌たん.inc
3
ヌペラヒャッホイをヌペラヒャッホウで吹いた2013/01/29
秋庭誠
2
C- タイトルが意味不明過ぎたので読む。楽曲は現在も未試聴。クワガタは意思を持っている?→とにかく勢いがあって、読みやすかったというのが第一印象。タイムスリップ原理の解釈は、上書き型(ただしタイムスリップ当事者は何があっても存在する)。→主人公のドジ具合はどこかで見た気がするけど忘れた。ただ最後の展開は中々良かった。→運命を敢えて変えない主人公の姿勢は近年まれに見るぐう聖じゃないかな。希望を持っているよね。 まだ青い空の下。2016/08/21
水無瀬(前の名は炬雪)
2
文章の甘さが気にならず、普通に読めました。前半は笑うという意味であまり面白いとは思いませんでしたが、中盤からはマンボウPらしい面白さが。そして最後もマンボウPらしい終わり方。最後、曲と一緒でうるっと……2013/04/04




